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「乃木中」「そこさく」「ひなあい」“坂道ゴールデンタイム”レビュー #15

『乃木坂工事中』井上和の“やらかし”に対抗した一ノ瀬美空までツッコまれる「バカにしてんのか」

『ひなあい』渡邉美穂に次ぐ春日の“2代目ライバル”発掘企画が始動!

『日向坂で会いましょう』では「2代目ライバルを発掘しましょう!」がオンエア。これまでMCのオードリー・春日俊彰のライバル役を担ってきた渡邉美穂の卒業に伴い、不在となった“2代目ライバル”を決めようという企画だ。

 最初は埼玉県出身の金村美玖が挙げた「埼玉カルタ」でバトルが行われた。春日と金村の他にも、百人一首好きだという潮紗理菜と埼玉カルタの雑学を披露した影山優佳の2人も参戦。全員が1枚ずつ取り合うという接戦の中、最後のカードを獲得したのは影山。まさかの埼玉県出身の金村が脱落するという波乱の結果となった。

 第2戦目は河田陽菜が提案した「洗濯物たたみ対決」が行われた。冒頭で面白かったのが、河田が説明しようとした際に「たまに」の語順を間違えて「たまに家で洗濯物をたたむ時に……」と発言してしまったシーン。とはいえ、たまに綺麗にたためることがあるというふんわりした理由だけで勝負を挑んでくるのが河田さんらしい。他にも「お店に並んでいるようなたたみ方ができる」と豪語した富田鈴花と毎日洗濯を回しているという松田好花の2人も加わり、合計4人で対決が行われた。

 それぞれに用意された服をより早くたたむことができれば勝利という基本ルールの他にも、終了時のチェックでたたみ方が雑だと判断されたら即失格というルールも加えられている。勝負の行方は、圧倒的なスピードで春日が1位を獲得したが、たたみ方が雑ということで、次点の富田が勝利。全員がバラバラの服という誤差があったものの、これから富田の新たな特技として“洗濯物たたみ”を挙げても良いのでは。

 今回の対決の中で一番の盛り上がりを見せたのが、上村ひなのが提案した「気配斬り対決」。日向坂46にとって気配斬りは馴染みのある競技と言ってもよく、ひかりTVチャンネルで配信されている『日向坂46です。ちょっといいですか?』ではこれまで何度も対決が行われてきた。今回自信を持って参戦していた加藤史帆だが、過去に同番組でホームラン王並みの構えでメンバーを本気で斬りつけたこともあった。

 中でも見どころは、佐々木美玲と富田、上村の3人が味方同士で斬りつけ合うという場面。「痛い!」という声が響き合うなかで、春日そっちのけで先輩から滅多打ちにされてしまう上村が少し可哀想だったが、バラエティとしては見応えがあった。

 番組の最後には8thシングル『月と星が踊るMidnight』(10月26日発売)でセンターを務める齊藤京子からのコメントも。2017年に発表された『それでも歩いてる』以来、表題曲としては初のセンターとなる齊藤は、これまでもセンター待望論が多かっただけに、どんなパフォーマンスでグループを引っ張ってくれるのか楽しみだ。

川崎 龍也(アイドルライター)

2019年よりフリーライターとして活動しつつ、現在は都内にあるWEBメディアでも勤務。主にアイドルのコラムやインタビュー記事を書いています。noteでは毎週アイドルの楽曲レビューを更新中です。

Twitter:@ryuya_s04

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かわさきりゅうや

最終更新:2022/09/25 21:00
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