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■#トレンドワード調べてきました〜今週の時事漫才8

アントニオ猪木さん、天国も「迷わず行けよ、行けばわかるさ」

文=いまやん

アントニオ猪木さん、天国も「迷わず行けよ、行けばわかるさ」の画像1
アントニオ猪木さん

 今週のホットなニュース・トピックをピックアップして、時事漫才をお送りします。

「#猪木さん」に、「#円楽さん」、巨星の訃報が相次いだこの1週間を、しんみりと振り返ります。

ボ:「元気ですかー!」

ツ:どこがしんみりなんだよ! でも、今週の大きなニュースと言えば、そうなりますかね。

ボ:「#円楽さん」が亡くなりました。

ツ:そっちですか。そちらも大きなニュースでしたけど、「元気ですかー!」と言えば、「#猪木さん」かと思うでしょ。

 

■「#猪木さん」:日本のプロレス界をけん引し、国会議員としても活動した元プロレスラーのアントニオ猪木さんが2022年10月1日、心不全のため亡くなりました。79歳でした。

 

■「#円楽さん」:『笑点』(日本テレビ系)などで活躍した、落語家の三遊亭円楽さんが2022年9月30日、肺がんのため亡くなりました。72歳でした。

 

ボ:長年、「後楽園ホールで数々の名勝負」を繰り広げました。

ツ:ありましたね。「スタン・ハンセンにアンドレ・ザ・ジャイアント」。たくさん名レスラーがいました。

ボ:中でも、「#歌丸師匠」とのバトルは圧巻でした。

ツ:「笑点の名勝負」になってんじゃねえか、なあ。猪木さんの話いきましょうか。

 

■「「笑点の名勝負」:歌丸師匠と円楽師匠がお互いの悪口を言い合うバトルは、長年、『笑点』の名物でした。ちなみに同番組は、プロレスの聖地・後楽園ホールでの収録が多いです。

 

ボ:まさに、「燃える闘魂」と呼ばれるに、ふさわしい生涯でした。

ツ:そうでしたね。「叩かれても叩かれても立ち上がる姿」には勇気づけられました。

ボ:「止められても止められても、『元気ですかー!』を、国会で140回」ですからね。

ツ:いや、そこに、「燃える闘魂」感じなくていいよ。

 

■「『元気ですかー!』を国会で140回」:1989年、46歳の時に参議院選で初当選した猪木議員。初の国会での質問で開口一番、「元気ですか! 元気があれば、何でもできる」と絶叫、当時の予算委員長から、「最初のご発声は元気が出るだけでなく、心臓の悪い方もいらっしゃると思うので、今後はお控え願いたいと思います」と、たしなめられるも、以降の議員生活で、実に140回も「元気ですか!」を繰り出した。

 

ボ:「元気ですか! 元気があれば、じゃんけんにも勝てる」「元気ですか! 元気があれば、飯もうまい」「元気ですか! 元気があれば、どんな質問もできる」「元気ですか! 元気があれば、コンニャクもうまい。何だかわかりますかね」……わかんねえわ!

ツ:全部挙げなくていいよ!

ボ:「叩かれても立ち上がる」と言えば、あの「記者会見での名言」ですね。

ツ:そんなのありましたっけ?

ボ:「今回の騒動とかけまして 今、東京湾を出ていったたばかりの船とときます そのこころは 後悔(航海)の真っ最中です」

ツ:それ、「円楽師匠の不倫騒ぎ」のときのやつじゃねえか。

 

■「円楽師匠の不倫騒ぎ」: 2016年、週刊誌「フライデー」(集英社)にすっぱ抜かれた円楽さんの不倫騒動。集まった記者に、なぞかけを披露、記者団を爆笑の渦に巻き込み、重い空気を吹き飛ばす。またこの時、「円楽の恋」ならぬ、「老いらくの恋」という名言も飛び出しました。

 

ボ:猪木さんは、盟友、「ジャイアント馬場」さんが亡くなったときには、「ジジイ! 早すぎるんだよ!」と、絶叫されてました。

ツ:それも、「円楽師匠の、歌丸師匠が亡くなったときのコメント」でしょ。

 

■「歌丸師匠が亡くなった時のコメント」: 2018年、桂歌丸師匠を追悼した『笑点』の「ありがとう歌丸師匠大喜利」で、円楽師匠が「最後に一言、言わせてくれ」と言って、残した追悼コメント。憎まれ口に愛が溢れておりました。

 

ボ:ところで、猪木さんの最後のYouTube、見ましたか?

ツ:見ましたよ。「最後までファンのためになれば」ということで、インタビューに応えてらっしゃいました。

 

■「猪木さんの最後のYouTube」: https://www.youtube.com/watch?v=19eTrS1eWhQ 

 

ボ:今にも、「アリキック」が飛んできそうでした。

ツ:飛んでこねえわ。ベッドで背もたれ起こして横たわられてた姿勢、「アリキック」の姿勢に似てたけど。

 

■「アリキック」:1976年、伝説の異種格闘技戦、アントニオ猪木 vs モハメド・アリ戦で、アリの強力パンチ対策として、編み出した蹴り技。スライディングから足を狙ったローキック。中高年世代には、いまだにローキックのことを「アリキック」と呼ぶ人多し。


ボ:猪木さんは国会議員時代、外交を中心に、さまざまな問題に取り組んでらっしゃいました。

ツ:そうですね。北朝鮮との外交なんかにも尽力されてました。

ボ:今でも社会問題意識が高くてね。ベッドの上のインタビューでも、「今は環境問題に取り組みたい」とおっしゃってました。

ツ:「ゴミをなくしたい」ということでした。

ボ:元気になられて、「金正恩」に、「卍固め」お見舞いしてやってほしかったですね。

ツ:いや、そういう、「ゴミ」の話じゃないから。

ボ:「プーチン」の方ですか?

ツ:物騒なこと言うんじゃないよ!

ボ:猪木さんと言えば、あの詩が有名ですね。

ツ:「この道を行けばどうなるものか。 危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。 踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ」ですね。

 

■「あの詩」:1998年4月、東京ドームで行われた引退記念試合後のスピーチで、猪木さんが披露した詩。宗教家・哲学家の清沢哲夫さんの著書『無常断章』に収録されてる詩が元ネタだそうです。

 

ボ:「まだ経験したことのない世界を怖がっていてはいけない」 というメッセージが込められた詩で、たしかタイトルが、「未知」ですか?

ツ:「道」だよ!

ボ:そして、詩の最後はあの掛け声で締めくくります。「ご唱和ください。54、55、56、ダーーーー!」

ツ:急に、「村上56号」を入れてくるな。「1、2、3、ダーーーー!」でしょ。

 

■「村上56号」:今週はいろいろありあまり大きな話題にならなかったものの、10月3日のDeNA戦で、ヤクルトの村上宗隆選手が56号本塁打を放ち、王貞治氏の記録を塗り替えました。

 

ボ:猪木さん、天国で、ジャイアント馬場さんとまたタッグを組んで、「歌丸師匠、円楽師匠とバトル」を繰り広げてください!

ツ:「大喜利バトル」になってんじゃねえか!いいかげんにしろ。

 

 ご冥福をお祈りいたします。

 

 

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いまやん

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最終更新:2022/10/07 06:00

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