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目黒蓮、評価急上昇で「キムタクの後継者」の声『silent』のヒットで偉大な先輩に近づけるか

目黒蓮、評価急上昇で「キムタクの後継者」の声 『silent』のヒットで偉大な先輩に近づけるかの画像1
フジテレビ『silent』オフィシャルサイトより

 女優の川口春奈が主演し、Snow Manの目黒蓮が相手役を務めるフジテレビ系ドラマ『silent』の話題性が爆発的に高まっている。特に聴覚障がいの青年という難役に挑んだ目黒の演技力が絶賛されており、人気と実力を兼ね備えていることから「キムタクの後継者」との声が業界内であがり始めているようだ。

 同ドラマは、主人公の青羽紬(川口)が難病によって聴力をほとんど失った元恋人・佐倉想(目黒)と8年の時を経て、音のない世界でもう一度“出会い直す”純愛ストーリー。6日に放送された初回は平均世帯視聴率が6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と決して高くはなかったが、放送時にTwitterで「#silent」が世界トレンド1位を獲得。見逃し配信(FOD、TVer、GYAO!の合計)は2日間(10月6日~7日)で160万回再生を突破し、フジテレビの歴代最速記録を更新した。また、TVerのお気に入り数は13日時点でドラマ作品としては異例となる93万人超となっている。

 視聴率では測れない特大級の「バズり」を見せており、口コミ効果もあってさらに支持が高まり続け、今期最大クラスの話題作となると目されている状況だ。

 この人気の原動力となったのが目黒の熱演だった。紬と想は高校時代に好きな音楽などを通して仲良くなり、本気で愛し合う仲になったが、病気で聴力を失っていくことがわかった想はそれを隠して一方的に別れを告げた。8年後、紬は偶然再会した想に話しかけるが、想が聴力をほぼ失ったことや別れを告げた理由を手話で告白しても、手話を知らない紬には伝わらない。紬は「筆談で……」と紙とペンを探そうとするが、想は「何言ってるか、わからないだろ? 俺たち、もう話せないんだよ」と手話で返し、それでも引き留めようとする紬に対し、想は悲痛な表情で「うるさい。お前、うるさいんだよ」と手話で伝えて去っていった。

 あんなに通じ合っていた2人がもう互いの思いすら伝えることができない……。番組終盤に飛び出した目黒の圧巻の演技に対し、ネット上で「初回から号泣した」「切なすぎて涙腺崩壊」「めめの演技に心を持ってかれた」などと絶賛の声が殺到。目黒ファン以外の視聴者からも「こんなに演技が上手い人だとは」「初めて知ったけど演技力すごい」などと称賛が集まった。

 目黒はグループの中でも「ビジュアル担当」といわれる高身長イケメンで知られるが、今作ではルックス以上に演技力に言及する声が多いのは特筆すべきことだろう。こうした状況を受けて、業界内では数々の大ヒットドラマを生み出してきたジャニーズ事務所の先輩・木村拓哉の「後継者になる」との見方が強まっている。

 実際、目黒は木村に大きな影響を受けているとの指摘もある。Snow Manとしてデビューした後、目黒が初めて出演したドラマは木村が主演した昨年放送のスペシャルドラマ『教場II』(同)だった。

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