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「BiSH観といたほうが良いすよ」解散ライブにつながる狂気のスケジュール

文=庄村聡泰(しょうむら・さとやす)

「BiSH観といたほうが良いすよ」解散ライブにつながる狂気のスケジュールの画像1
BiSH 公式サイトより

 ちと時間が空いてしまった事を心からお詫び申し上げる。怒涛の昨年がじわじわと効いてきたのだろうか。とは言え市井の皆々様方と比べるに特段忙しない暮らしを送っている訳でも決してない筈なのだが、一月一日に24時間睡眠をかました余波でのんべんだらりと気付けば十日。いやはやまずいぞ、働かねば(とは言え日刊サイゾー様へ寄稿する奇行に”仕事”の概念はこれまた特段ないのではあるがそんな奇行の紀行の寄稿を引き続きやらかす事についてお許しを賜った。その機構、寛大につきである。多謝)。

 上述の通り斯様なうんこ製造機を十日間にも渡り送った(垂れ流した)おっさんではあるのだが、やはりふと目を閉じる度にあの日のあの幕が上がる瞬間がありありと思い浮かぶので、そちらを記す。

 それはBiSHでありしかもそれは新生クソアイドルでもなければ楽器を持たないパンクバンドでもない”世界で一番綺麗な”それであったのだ。

 2022年12月22日の代々木第一体育館(正式名称は国立代々木競技場第一体育館との事であるがテストには出ません多分)に行われた当公演、12月20日には昨年末に上げて頂いた記事の通りにおっさんは「BiSH -星が瞬く夜に-」を六夜連続で徹夜させられた挙句にダイバーシティに膝を打つに至った訳だが、その2日後にもおっさんは実は居たのだ代々木第一体育館否国立代々(ry

 何故にまたそれから数える事20日程が早くも経過しようとしているのにも関わらずふと、目を閉じ(ryなのか、それは何故か、1日の中日を設けてからの幕開けにその中日が必要であった意味合いだったり、BiSHフェスの幕開けが何故に「BiSH -星が瞬く夜に-」が六夜だったりの意味合いの全てが解明される、それはそれはマジキモチイイアハ体験の提供であったからであり、それは「BiSH -星が瞬く夜に-」の生演奏版のみならずフルオーケストラ総勢何人かは公演中、数えられませんでしたしそれどころじゃなかったんですよ本当に素晴らしい公演だったんですもんなのですがを従えた超豪華絢爛スペシャル編成で、原曲の良さがフルブーストのマシマシの勿論合法の素晴らしい、人力ドーピングの音圧の暴力の快感であったからだ。

 まさかそう来るとは思わなんだよこれフルオケ編成で演りますって事前告知あったんすかね、無かったとしたら粋にも程がありゃあしませんかね、超人気のド定番を挙げる恥ずかしさはあるもののだってしゃーねーじゃんか、な原曲のストリングスのリフが生のとんでもない分厚さで足元を揺らし頭上から降り注いだ「プロミスザスター」と「オーケストラ」の快感と言ったらそりゃあもう、筆舌に尽くし難いという事を筆にしているこの矛盾故の文章の破綻でもって伝えるしかないのですよおっさんは。

 そして多少なりともその気恥ずかしさに対しては胸を張っていいと思っているのはかつて、おっさんがBiSHと共演させて頂いたミュージックステーションで演奏された曲が「プロミスザスター」であった事と、そのパフォーマンスと歌唱ではなくあれは確かにそして俺は確かにそれを絶唱だと思って絶句してしまった経験があるからなのだ。その経験も未だにふと目を閉(ryです。すんげえカッコ良かったし超絶気持ちよかった事はこちらもまた筆舌に尽くし難く筆ると破なので筆らず。

 同じ曲の別編成のパフォーマンスで2度心身をこてんぱんにされるとは、おっさんは007です。何故なら007は二度死ぬけど生きてるし死ぬのは奴らでありそれはBiSHだからです。

 という些かブラックが過ぎる表現であるものの、世界で一番綺麗な編成の終盤、遂に彼女達はその終わりを発表した。日付は2023年6月29日(木)。舞台は自身の大きな夢であったと言う東京ドームだ。

 おっさんが筆を破した由縁が知りたきゃなんて酔狂はごく僅かだろうけんどもつうかまあ単純にBiSH観といた方が良いすよと言う記事。

 そしておっさんが筆を破したグループは何と、当公演の2日後に昼間は新代田FEVER夜は中野heavysick ZEROと前者は数100人で後者は恐らく100人弱の会場にて代々木の2公演とは別軸で開催されていたツアーのファイナルを迎え、その4日後には前回の通り幕張メッセで「カウントダウンジャパン」初日の大トリを務め、先日1月7日には日比谷野音でフリーライブを演り、執筆当日1月10日にはWACKの他アイドルとの対バンツアーWe will WACK you!! TOURの初日を終えている。

 そしてそのツアー残り7本を終えた後の3月からは恐らくキャリア最後のホールツアーとなるであろうPUNK SWiNDLE TOURを開催を予定しており、既発表公演数は全29本。うん。狂気だ。規模の振れ幅と場数の狂気だ。負けました。死ぬのは奴らではなくやっぱおっさんのほうでしたすみませんでしたホントすんませんっしたマジでナマ言ってホンットスンマセンッしたアアアア!!!!!!

 つう訳でBiSHのオフィシャルホームページのスケジュールがマジで狂気だし行ける所は行ったほうが良いし行ったらおっさんの気持ちが分かるし前回記事最後の一節のバンドは[Alexandros]であった事を明かし、おっさんの筆の破を締める事と致します。

 今年も宜しくお願い申し上げます。

庄村聡泰(しょうむら・さとやす)

庄村聡泰(しょうむら・さとやす)

ロックバンド[Alexandros]のドラマーとして2010〜21年に活動。バンド時代の収入ほぼ全てを注ぎ込むほど傾倒した音楽や洋服を中心に、映画やマンガ、アニメやグルメ、世界各地の珍スポットなどのさまざまなカルチャーに精通し、これらの知識と経験を生かしてライフスタイル提案型ファッションブランド「スナック NGL」を始動。また、歌劇な過激団 @furaku_taru の制作総指揮を務めるなどプロデュース活動や、#サトヤスタイリングとしてファッションスタイリングや、#ショウムライターとして音楽や映画をはじめさまざまなメディアでインタビューやコラムを執筆。自ら映画にも出演するなど精力的な活動を広げている。 #サトヤスタイリング #ショウムライター インタビュー

Twitter:@shomurasatoyasu

Instagram:@shomurasatoyasu

庄村聡泰のホームページ

最終更新:2023/01/13 12:00

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