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4代目バチェラー黄皓&ゆうこすが語るインスタと「インフルエンサー」の現在

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(左)黄皓(こう・こう)、(左)ゆうこすこと菅本裕子

 参加者の総フォロワー数5000万規模という大型イベント「インスタサミット2023 presented by SAKIYOMI」が1月26日、ユナイテッド・シネマ豊洲&オンラインで開催された。

 累計400万フォロワーのアカウントを運用するInstagramマーケティング会社・株式会社SAKIYOMIが主催する本イベントには、トレンドの最先端を走る多彩なインフルエンサーが登壇。業界の最新情報を発信した。

 今回はモテクリエイターとしてSNSを中心に活躍するゆうこす(菅本裕子)と、恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』4代目バチェラーで実業家の黄皓(こう・こう)が登壇したプログラムの模様を紹介する。

人気インフルエンサーたち、インスタ運用の極意を紹介

「インスタサミット2023 presented by SAKIYOMI」は、「Instagramの未来が今日決まる」をコンセプトに、各プログラムを通してInstagramを活用する価値やビジネスにおける可能性を語り合うイベント。

 現役Popteen専属モデルの中で総フォロワー数No.1のさくらと、同じく現役Popteenモデルでテレビ番組などでも活躍する川端結愛(ゆめぽて)が登壇したプログラムなど、インフルエンサービジネスの最新トレンドを公開した。

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(左)さくら、(右)川端結愛

タレント・インフルエンサーとして活躍するゆうこすと、ミラーフィット株式会社代表を務める黄皓が登場したのは、「~30分で1ヵ月分の売り上げを達成!~ライブコマース第一人者が語る、これからのインスタライブと商品の売り方」と題した講演。

 ライブ配信機能を使って物販・PRを行う「ライブコマース」の第一人者で、SNS総フォロワー200万人超えを誇るゆうこすは、「実は会社を登記して7年目で、カラコンやスキンケアやコスメブランドの開発・販売したり、生配信者・ライバーさんの育成を行ったりしています」と挨拶。

 一方の黄皓は、「わりと恋愛ずっとやっているやつみたいなイメージを持たれるんですが、本業は会社やっていまして、うちは6期目になります。鉄鋼資源を船で運ぶという、なんのインフルエンス力を発揮する必要ない、めちゃくちゃ堅い貿易と物流の事業。あと、日本ではパーソナルジムと、ここに置かせてもらった『ミラーフィット』というプロダクトも開発しています」と、自身の会社での事業を紹介した。

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 登壇者だけでなく、視聴者・参加者も多くがInstagramなどで活躍するインフルエンサーという本イベント。さまざまな機能があるインスタだが、「最もPRに向いている機能」について問われたゆうこすは、次のように解説する。

「結論を言っちゃうと、全部です。私はコアなファンには生配信、中間層にはフィード投稿やストーリーでコミュニケーションして、ライトなファンなどにはリールという感じで使い分けていますね。リールやストーリー、ライブの投稿スケジュールなどはスプレッドシートで全て管理しています」

大切なのはフォロワーの深掘りと“貯信”

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「インスタって『どこの誰に何をどう発信するのか?』という5W1Hがボヤッとしがちなんですけど、目的を見失った発信をするとエンゲージメントは下がると思います。熱量は超大事で、自分がその商材などが好きかは大前提だし、クライアントの意向を汲み取った上で、自分からクリエイティブを提案すべきですね」と言う黄皓。PRの際に自身が最も重視している考えを語った。

「クリエイティブを考えるって大変だから、企業の指示書の通りにやれば少ない手間で稼げるというのもわかりますけど、それってほかのインフルエンサーで替えが利くので。こちらのクリエイティブを聞き入れてもらえないなら受けないくらいのスタンスで、リピートしてもらうこと重視したほうがいいかと思います」

 こうした話を受けて、ゆうこすも「確かに周りのインフルエンサー見ていると、自分の軸がない人も多いイメージがあります」と同意。フォロワーを深掘りすることこそ、インフルエンサーにとって必要な力と説明した。

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「私も黄さんも、要は“ペルソナ”づくりがうまいんだと思います。モテクリエイターとして活動をし始めたころの私のペルソナは、表参道に憧れている女の子たちでした。当時流行っていたインスタ映えするキラキラの加工やピンクのフィルターを愛用していて、趣味はカフェ巡り。好きなブランドは『SNIDEL』『LilyBlanc』『COCO DEAL』みたいな子たちのアカウントを50人くらいずっと見ていたんです。そうやって、キャラ設定を細かくするとコミュニケーションが取りやすいですね」(ゆうこす)

「ターゲットとペルソナって全然違くて、20代~30代のこんな人みたいな感じがターゲットなんですけど、ペルソナは『26歳の駒沢大学駅在住、年収いくらで好きな色はピンクで、週末はこういうカフェでこんな写真を撮っている人』と、しっかり言語化したものなんですね」(黄皓)

 その後、「自分がいま無名で、これからインフルエンサーになるとしたら、何をするか」という話題にトークが移ると、自分にしかできないもの、狭い世界でも自分がトップになることの大切さを解いた。

「私はメイクYouTuberではトップじゃないですけど、モテクリエイターではトップです。だから、まずは自分だけの席をまず見つける。そして、それを軸に情報発信をしまくりながら、コミュニケーションを取っていくということですね」(ゆうこす)

「だって、ネットで『ハンバーガー』って検索したら、マックが上位に出てくるでしょうし、『牛丼』なら松屋、すき家、吉野家とかが出てくるじゃないですか。『モテクリエイター』はゆうこすしか出てこない。もともと世に存在しないワードでも、どんなに狭くても、そのキーワードの第一想起者が自分であればいいと思います」(黄皓)

 続けて、黄皓は「貯金じゃなくて“貯信”をしましょうと僕はよく言っています。すでに皆さんはいろんなSNSで着実にファンを増やしてきた方々なので、ぜひフォローしてくれている方の信用・信頼を維持できないお金は価値がないと思ってほしいです」とメッセージを送り、次のように呼びかけていた。

「“貯信”を意識して、フォロワーさんに対して常に誠実でいること。そして、代わりがいない発信を持った存在を目指していくことで、広がるべきものが広がっていく社会になると思うし、インフルエンサーがつくっていく豊かな社会というものは必ずあると思います。一緒に頑張っていきましょう」

伊藤綾(ライター)

1988年生まれ道東出身。いろんな識者にお話うかがったり、イベントお邪魔したりするのが好き。サイゾーやSPA!、マイナビニュース、キャリコネニュース等で執筆中。友人や知らない人と毎月1日に映画を観る会(@tsuitachiii)を開催

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最終更新:2023/02/02 11:00
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