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乃木坂46 "11th YEAR BIRTHDAY LIVE"レポ完結編3期生ライブ

乃木坂3期生の”ウチ等体育会系なんで”が体現された一夜

乃木坂3期生のウチ等体育会系なんでが体現された一夜の画像2
乃木坂46・山下美月

 此度の乃木坂46バスラについての一連のレポ(という体裁を成していない事はとっくのとうに合点承知の助であるしそういうのは他媒体の皆様に勝手に一任している訳であるしこんなに歪な何かが迸っているレポがあったっていいじゃないかとおっさんは思っています)の内、唯一3期ライブが抜けている事、その事情は前回の秋元真夏卒コン記事内で釈明した通り、松下マサナオ40thバスラが被ってしまっていた事が由縁なのであるが、おっさんは三井寿と同じくらいあきらめの悪い男であったし、日刊サイゾー編集長は安西先生と同じくらい心の広い男であったのだ。

 そう、おっさんは昨夜20時から行われたリピート配信にて失われた1日(マサナオさんに超失礼だけどきっとマサナオさんも安西先生と同じくら以下略)となっていた2023年2月25日を補完する事に成功(何ならその前夜は4期ライブをおかわりしていたしやはりあの日の「I see…」は最強最恐最狂の暴れ曲であったしアトノマツリピートがやめられないんです誰か助けて下さい)し、勢いをそのままに11thバスラレポ完結編として3期ライブのレポの執筆を直訴し、編集長はこれを許可。よって俺は三井で編集長(マサナオさんも)は安西先生だ。安西先生レポが書きたいです。

 だってこれがまた素晴らしかったつうか、

 乃木坂46を任侠映画にしたのは3期生、お前等の仕業だったのか。

という事が分かった一夜であったのだ。

 当公演を観る事が出来て本当に良かった。おっさんは間違っていなかった。こじ付けではなかったのだ。乃木坂46の歩んでいる道はアイドル道であり任侠道。日本のアイドル文化が独自路線だなんて言われ方をするのは、それを代表する乃木坂46が何より仁義を重んじる任侠集団であるからなのであるというのはあくまで個人の感想です。

 バスラ後のANN(オールナイトニッポン)にて久保史緒里が語った所によると5期、4期共に素晴らしいステージであった事は伝わっており、それを認めた上で負けてらんねえなと思いながらステージに向かったとの事であるが、これを一言に要約すると”やってやんよ”の精神で行われたライブという事になり、かねてから3期生が口にする”ウチ等体育会系なんで”が正に体現された一夜だったのだ。

 冒頭、横並びに立つ11人。生演奏風にアレンジ(サイコーでした)された山下美月センター曲「僕は僕を好きになる」からのスタート。それぞれの表情がライトに照らされた瞬間、おっさんはやべえコイツらやる気だと思った。目バキ船長が11人おると思った。1曲目からとんでもねえカタルシスを感じさせたかと思いきや勢いそのままアレンジもそのままに、梅澤美波センターの「空扉」与田祐希センターで「三番目の風」が繰り出される。何かもう陳腐、そして乱暴な言い方であるのを承知で言うが、”ロックだ。これはロックなんだ”とおっさんは思った。”今までとは違う向きに吹き抜けろ!”てそういう意味で書いたんすか秋元先生。

 この感覚を裏付けるかの様に続く「トキトキメキメキ」では冒頭で岩本蓮加が喧嘩腰に煽り口上を絶叫。それはトキトキメキメキではなくドギドギメギメギと言うべき代物であったし、これに続く曲が「自分じゃない感じ」つうんだからもう、このトランス状態に対する曲名だとしか思えない。やっぱそういう意味で書い(ry

 佐藤楓、吉田綾乃クリスティー、梅澤美波の3名による「Threefold choice」では客席を3つに区切ってそれぞれのペンライトカラーに染め上げてみたり、伊藤理々杏と岩本による「心のモノローグ」では曲終わりにメインステージへと走って戻る2人に合わせて客席にウェーブを起こしてみたりと、オーディエンスを積極的に巻き込んで行く流れもこの日ならでは。

 向井葉月と岩本によるギターの伴奏で「失いたくないから」そして吉田が自身の推しメンである秋元真夏に捧ぐとしてセンターに立ち「別れ際、もっと好きになる」と、しっとりと聴かせる一幕も挟みつつ、「命は美しい」「裸足でSummer」「ガールズルール」の連投でオーディエンスをまたもやブン回して行く。

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