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小泉孝太郎にテレビマンからラブコール「隠れ超高視聴率男」の極意とは?

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小泉孝太郎

 今や“小泉純一郎の息子”という肩書も必要なくなった小泉孝太郎が、テレビマンから熱い視線を注がれる存在になっている。

 本業の俳優業のかたわら、司会やキャスターもこなす小泉だが、出演したバラエティ番組が立て続けに高視聴率をマーク。ポテンシャルの高さを見せつけているのだ。

「小泉の出演番組が大きな話題になったのは昨年9月のこと。親友のムロツヨシとの旅番組『小泉孝太郎&ムロツヨシ自由気ままに2人旅』(フジテレビ系)が、3時間という長尺ながら14.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)をマーク。このシリーズは毎回数字が良く、同回は第4弾でしたが、稀に見る高視聴率を記録し、これはフジの昨年の娯楽番組中、最高の数字でした。

 さらに小泉は5月10日に『1周回って知らない話』(日本テレビ系)2時間特番に出演し、こちらも13.0%を記録。弟で政治家の小泉進次郎との初共演という“目玉”がありましたが、朝ドラ『らんまん』に次ぐ週間ランキング2位に入る快挙を達成しました」(テレビ情報誌記者)

 ダウンタウンや有吉弘行、木村拓哉や福山雅治など“高視聴率男”の異名を持つ芸能人は多いが、彼らでさえも真っ青になるレベルの小泉。これにはやはり、特殊な環境が影響しているようだ。

「小泉の番組が高視聴率になる一因は、父親の小泉純一郎の人気でしょう。孝太郎の父の純一郎は、歴代首相の中でも別格の人気と話題性を誇った人物。一方で“変人”と称される個性的な人柄でも知られており、孝太郎からどんなエピソードが飛び出すか、期待している視聴者は多いはずです。

 そして期待通り、孝太郎が話すエピソードは、父の純一郎氏が『授業参観で教師にダメ出しをした』『トランプをやると超真剣だった』『実家は常に警察が警備をしていたので、カギを持っていなかった』など、どれもハズレがない。これまであらゆる場所で父親のことを尋ねられてきて、トークがすっかり“仕上がっている”印象です」(民放バラエティ番組制作関係者)

 これを「偉大な父のおかげ」というのは簡単だが、期待通りにしっかりヒットを打てるのは、本人の努力もあってこそ。孝太郎を取り巻く状況は非常に明るい。

「孝太郎は、俳優はもちろんMCもバラエティもこなし、清潔なイメージからCMへの起用も多い。しかも彼には純一郎だけでなく弟の進次郎という“持ち駒”もあります。兄弟関係は良好なようですし、弟の妻は滝川クリステルなので、まだまだいろいろなエピソードを持っていそう。昨年のムロツヨシとの番組には純一郎氏が出演しましたが、親子3人の共演が叶えば、いよいよ数字は跳ね上がるはずで、ここはテレビマンの腕の見せどころでしょう」(同上)

 視聴者が「感動した!」と感想を漏らす番組が見られるか。

木村之男(芸能記者、TVウォッチャー)

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

きむら

最終更新:2023/05/27 19:00
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