日刊サイゾー トップ > エンタメ  > たむけんアメリカ移住がすでに大成功!

たむけんアメリカ移住がすでに大成功!50歳で「最高」な毎日が眩しいちゃ~!

たむけんアメリカ移住がすでに大成功!50歳で「最高」な毎日が眩しいちゃ~!の画像1
たむらけんじ 公式YouTubeチャンネルより

 たむけんこと、お笑い芸人のたむらけんじが「芸人を辞める」と宣言し、長年の夢であったアメリカへの移住に踏み切ったのは今年の5月。

 大阪から約10時間のフライトで、アメリカ国内では2番目に人口が多い世界都市、西海岸のカリフォルニア州・ロサンゼルス(LA)で新生活を始めている。

 LAに引っ越してからは『50歳からのアメリカ移住』と題した動画をSNS上で配信し、そこでみせる異国の地で日々チャレンジする姿勢が好評で、フォロワー数を急速に伸ばしていると話題だ。

「芸人を30年間やりきって、ワクワクすることを見つけたかったとのこと。色々な事情があって、芸人を辞めることは撤回し、今も日本のテレビ番組や海外移住に関するインタビューに応じたり、現地でも日系ラジオやフェスの仕事も行ったり、何かと忙しそうです。

 一時期は政治家へ転身もささやかれていましたが、今は日本の自宅や車も売ってアメリカに骨を埋めるつもりとのこと。最終的にモーテルを作りたいそうですよ。でも、この先1年間は語学の勉強とアメリカ観光を楽しむとのことです。

 渡辺直美がニューヨークに移住した時も『この先の仕事の予定はゼロだから、ずっと無職の可能性もある』といっていましたが結果的には成功していますから、大きすぎる目標を掲げるよりも先に、まずは生活を楽しめる心の余裕があるほうがうまくいきそうですね。 友人のユリサちゃんという日本で元タレントをやっていたかたに動画などの編集をお願いしていて、その子カップルの住む部屋の対面に、家賃約35万円の部屋を借りて住んでいるそうです」(芸能リポーター)

 2006年から『炭火焼肉たむら』の経営をはじめ、現在では数店舗に拡大、関連商品などをネット通販にしたり年商は数億円といわれており、実業家としても知られているたむけん。

 仮想通貨や様々な投資をしていることでも有名で、SNSのフォロワー数も増え続けているため、こちらも副業になりそうで、経済的な基盤が安定しているからこそ、芸能の仕事がなくなっても不安は少ないのだろう。

「たむけんさんは、アメリカのセレブが集まる屈指の高級住宅地ハリウッドほどではありませんが、比較的アッパー層の多い、いいエリアに住んでいますよ。LAは、日本人にも人気の観光地ですが、あまり治安はよくなく、特に11で住む場合は家賃をケチらない方がいいので、約35万円と聞くと日本では超高いですが、こちらでは中の上くらいな感覚です。家族が住む家なら普通に家賃約90万円とかありますから」(現地の日本人女性)

 芸歴30年のベテランで、実業家としても成功して何不自由なかったはずが、英語が得意ではないたむけんはアメリカでは、生まれたての”赤ちゃ~ん”のようなのも、支持されている理由の1つ。

 YouTubeやインスタのアカウントでは、物価の高いアメリカで欲しいものを買うのを我慢したり、子どもに英語で質問されても全く通じず話が進まないことにあきれられたり、アップルサイダーを頼んだのに渡されたのは熱々ホットのドリンクだったり、飲み物を1つ注文したはずが3つ運ばれてきてしまったり、値段の書いていない普通のストロベリースムージーを注文したら$22≒3,119円もして絶句したり……。

 なれない生活や伝わらないコミュニケーションにはじめは表情の硬かったたむけん。語学はすぐに結果がでるものではないが、SNSで彼の投稿が更新されるたびに、西海岸らしく日焼けした肌に満面の笑みが増していて、ハッピーな様子が伝わってくる。

 LAでの生活が始まった直後には、飲み物のサイズをMでオーダーし、日本のLサイズ以上あるであろう大きさが出てきて、その規格違いに怯えていたが、今ではすっかりLサイズを自ら進んで頼むまでに成長した。

「大は小を兼ねるというように、アメリカに住んでいる人は基本的にLサイズを頼むので、アメリカかぶれ感がでますよね(笑い)。スタバも世界的にはベンティというサイズが1番大きいですが、アメリカではその上をいくトレンタというほぼ1ℓの巨大サイズが存在するくらい。大きいサイズがマストなんですよ」(同・女性)

 そんなたむけんがライフワークとしているのが、アメリカでは大定番のボバ(日本でのタピオカ)で、英語の勉強がてら、大好きになったボバ入りドリンクを毎日のように注文している。もちろん今ではbiggerサイズ。

 Day74ではカフェで大好きなボバを注文するも、オーダー後に肝心の“withボバ”と注文し忘れていたことに気が付き、躊躇いながらも声をかけ、結果的にはドリンクにボバを追加したものを手に入れられたが、不甲斐なさに落ち込んでいた。

この投稿をInstagramで見る

KENJI TAMURA(@tamuradojou)がシェアした投稿

 Day25に欲しい飲み物が頼めて上機嫌だったのに、withボバと伝えなかったために、ボバなしのただの美味しいドリンクが出てきたトラウマを思い出してのこと。

 それでもDay83の頃には、カフェでボバ入りドリンクをスムーズに注文ができるようになって「自信が全てを成功させる」と、慣れてきた様子で、一進一退に確実にアメリカの地に順応してきている。

この投稿をInstagramで見る

KENJI TAMURA(@tamuradojou)がシェアした投稿

「間違いを恐れず、英語がわかんなくてもまずは恥ずかしがらずに話すことが大切です。欲しいものがあるのに、焦って頼みやすいもので妥協したり、伝わらなくて違うものが渡されて落ち込んだりするのは、移住者みんながとおる道。それでも次に生かそうとポジティブでいるのが大事だし、アメリカは移民が多いので、英語が不得意なのはお互い様の場合も多い。芸人さんだからか、逃げないで話し続ける度胸があるし、前向きだからすぐに英語力も伸びそうですね!」(同・女性)

 年を重ねると新しいことをチャレンジしたり、失敗するリスクをとることには、腰が重くなってくるが、たむけんの行動力にはアッパレだ。

 ここ1番で緊張しながら運転免許証と車もゲットし、何かと無料で商品を客に配るイベントをやっているLAで、無料のアイスやホットドッグをもらい大感激したり、現地の人に負けず劣らず踊ったり、日本で考えればなんてことないことでも、1つひとつが本人にとってはかけがえのないことのようにみえる。

 さらに新居に遊びにきた移住の先輩・ピースの綾部祐二と5時間も語り合い、実はシャイなたむけんは酒なしで語るのは苦手で「大好きな女の子とも、こんな喋ったことない」と、初体験を喜んでいた。

 ロサンゼルス・エンゼルスのスタジアムで大谷翔平の試合を観たり、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有に会いにいったり、グランドキャニオンやラスベガスへ小旅行、近所へハイキングにでかけたり、かなり充実している。

 日本ではオフの時も目立ってしまう有名人だけど、周りの目を気にしなくてもいい自由さや、純粋に毎日を楽しめることは真新しいに違いない。

 Day56では「最高。いいのかな、こんなに毎日楽しくて……」と嬉しさのあまり不安を口走るほどだった。

この投稿をInstagramで見る

KENJI TAMURA(@tamuradojou)がシェアした投稿

「アメリカ、オモロッ」は、動画内でお決まりのフレーズになっているが、その裏にあるたむけんの日々の努力と苦労、そしてワクワクは伝わり、芸人をやりきり無気力さを感じていたという日本での生活から考えれば、すでに大成功だろう。

 LAでガンバっちゃ~!

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2023/08/10 08:00
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed