日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 『ウチのガヤ』スーマラ全カットの裏

上沼恵美子への暴言余波?『ウチのガヤ』スーマラ出演“全カット”の深刻な裏事情

日本テレビ系『ウチのガヤがすみません!』番組公式サイトより

 25日放送の『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)の内容が物議を読んでいる。この日は、高畑充希をゲストに東西ガヤ芸人おもてなし対決SPが放送され、関東芸人と関西芸人が一堂に会した。

 番組には『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で優勝を果たした霜降り明星のほか、若手ながら貫禄のある見た目で話題のギャロップなどが出演した。だが、同じく決勝進出者のスーパーマラドーナは画面に映るものの、まったく触れられなかったのだ。田中一彦は時折画面に映り込むものの、もっとも右端に位置する武智の姿は切り取られていた。

 この編集は、とろサーモンの久保田かずのぶと武智が引き起こしたネット動画による上沼恵美子への“暴言”騒動が尾を引いている結果と見られる。だが時系列を整理すると、さらに複雑な事情がからんでくる。

「この日の放送は霜降り明星が優勝したと言っていますので『M-1』後に収録が行われています。件のネット動画が公開されたのは、『M-1』放送の深夜から早朝にかけてですから、当然収録時に問題は明らかになっていました。発言を問題視するならば、スーパーマラドーナを当日呼ばない対策もできたはずですが、収録に呼ばれたということは、当初は現場でもそれほど深刻にとらえられていなかったのかもしれません」(芸能関係者)

 つまり、収録時は問題なしとされたものの、その後の編集段階でバッサリと切られてしまったということ。確かに番組を見ると、本来ならカットレベルのMr.シャチホコによる「新和田アキ子ゲーム」のグダグダなプレゼンの様子が長くつながれており、不自然な印象を受ける。

「これは現場スタッフの忖度というよりは、『絶対に映すな』といった、より上のレベルからの強い指示があったのではないでしょうか。そうなると、この番組自体というよりは、テレビ局レベルでの“出禁”処分へ発展する可能性もあります」(同)

 ひょっとすると25日の放送はスーパーマラドーナが全国区のテレビで見られる最後の機会だったのかもしれない。
(文=平田宏利)

最終更新:2018/12/28 17:00
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真