日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 吉本芸人ナマモノBL騒動

吉本芸人ナマモノBL騒動から見えた問題点 “ローカルルール”と“一般人排除”が暗黒の二次元規制を作る?

 コミックマーケットを筆頭に、多くの同人誌即売会はコアなユーザーのみならず、興味本位、観光目的のような参加者も増加している。もはや、事情に精通した者だけを相手にするというのは不可能なのだ。もし本当にローカルルールの通用する身内以外とは触れ合いたくないというのであれば、秘密クラブするしかないだろう。

 そして、一般人の目に触れられたくないという意識を持つ人々は、同時に「表現の自由」をめぐる問題に対しても消極的だ。一般人の目に触れなければよい、あるいは、世間に目立たなければ弾圧されることもない。そもそも、自分のジャンルが弾圧することはないと、根拠もなく信じているからだ。

 けれども、二次元が規制されたとして、自分のジャンルだけが平和ということなんてあり得ない。本気で場を守り、自分の表現を続けたいなら、排除の論理で動くことだけはやめたほうがよい。
(取材・文=昼間たかし)

最終更新:2013/08/20 12:11
12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

終わらないジャニー喜多川の性加害問題

今週の注目記事・第1位「裏金前副大臣はパパ活...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真