『耳の穴』ウエラン・井口浩之の「コント師イジリ」と、かつてバナナマン・設楽が語った「売れ方」の話
団地の貯水タンクから男性の遺体!? 現地人も飲めない、中国“キケンすぎる”水事情
2015/07/28 15:00
中国 東アジアニュース
水道の蛇口から時折出てくる、糸ミミズ状の虫
中国の水道水は浄水技術が未発達であるために、直接の飲用には適していない。地元の人でさえ、必ず一度煮立ててお茶にして飲むか、ペットボトルやタンクに入ったミネラルウォーターを購入して飲んでいるほどだ。
高層のマンションや団地などの場合、水道水は屋上に水道タンクを備え付け、そこから階下の住民たちに給水しているのだが、この水道タンクがクセモノ。定期的な清掃を行わず、タンク内に垢やサビが発生しているところも多いという。
上海在住の日本人男性はこう話す。
「かつて築30年のアパートに住んでいたときのこと、蛇口から出た水の中に糸ミミズのような赤い線状の小さい虫がうごめいていることがたびたびあった。朝起きると、台所のシンクの水たまりで動いていたこともある。中国の水は川の水と同じと思ったほうがいい。ハミガキやうがいなど、口に含む水はすべてミネラルウォーターというのがこの国の常識です」
中国の水道水は煮立てようが浄水器でろ過しようが、飲まないほうがよさそうだ。
(文=佐久間賢三)
最終更新:2016/01/27 17:45