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週刊誌スクープ大賞

小池新党「都議選圧勝」の未来──“ウルトラタカ派”は国政進出で、どう振る舞うか

 政治好きだった父親は、青年作家・石原慎太郎が68年、参議院選全国区に出馬すると、石原の「日本の新しい世代の会」の関西地区の選挙責任者となった。

 石原はこの選挙で301万票を獲るのだ。その後、父親も選挙に出るが、あえなく落選。その後事業も傾き、芦屋の家を失う。

 父親は百合子をカイロ大学へ行かせ、自分もカイロに渡って日本料理店「なにわ」を開き、20年以上カイロに住み、帰国して13年に90歳で亡くなった。したがって慎太郎とは近しく、右派団体「日本会議」の石原は代表委員であり、小池も国会議員時代に日本会議国会議員懇談会の副会長をしている。

 父親のルーツを見るまでもなく、小池はガチガチのタカ派である。そうしたものを今は出さないが、国政となればそれも問われる。大体、石原とは同じ穴の狢である。前に小池に都知事に出ろと勧めたのも石原であった。案外、この2人、裏で話し合っていたりするのかもしれない。メディアは、小池が嫌がることも聞かなくては取材ではない。すべてを明らかにしたうえで、まず都民が小池を判断しなくてはいけない。情報は多いほどいいのだから。

【巻末付録】

 両誌ともに合併号だから、SEXYグラビアには力が入っている。

 まず現代から。前半はなく後半に「きクぜ! 加納典明が撮ったオンナたち」。加納はヘアヌード時代、過激な写真で活躍したカメラマンだ。それがために逮捕されるが、その生き方もカッコよかったな。次は「憧れのブロンド女優 あの頃見られなかった『発禁ヘア』」。やはり・シルビア・クリステルがいいね。今はDVDでも彼女のヘアが見られる。いい時代だ。袋とじは「壇蜜『封印されたフルヌード』」。もう食傷気味というのが正直な気持ち。続いて「週刊現代が撮り続けた 美女アスリートの輝く肉体」。最後の袋とじはやや意外な「話題のVR撮影でお届する 飛び出す叶美香」。いまさら彼女でもあるまいと、私は思うのだが。それにVRの見方がわからんのだ。

 ポストは気合が入り過ぎと思うほどだ。トップから「西田幸樹 なをん。美大生YOKO」。これまでYURIや妻の名は塔子など、女性を美しく撮るカメラマン・西田が撮った美大生。いや~、迫力満点。扉を開けた瞬間から、目がひきつけられるが、くれぐれも電車の中で開かないように。西田カメラマンに撮ってもらいたい女性を募集している。どんな子が来るのか楽しみだ。お次は「少女が一流の芸妓になるまでの4年間に密着 うつやかな舞妓はん」。巻頭の袋とじは「新シリーズ この女のセックス」。まあよくある、洋服を着た姿と、凌辱されているシーン。この子もなかなかかわいい。

 後半は「アイドルが輝いた『近代映画』の世界」。そういえばこういう雑誌があったね。袋とじは「島田陽子」。今見てもいいが、彼女がヘアヌードを披露したときは衝撃だったね。

 宮沢りえと並ぶ「事件」だった。ほかには「岡田奈々に、二度目の初恋」。「三美熟女三十一態」。「Iカップ人気爆乳グラビアアイドルの初ヘアヌード 松本菜奈実1メートルの衝撃」。いや、大きいで。最後は「杉浦幸 交歓」。ここまでくると疲れるね。ということで、今週はポストの圧勝だ~。
(文=元木昌彦)

最終更新:2017/03/13 21:00
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