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増田貴久が劇中でちゃっかりステマ? 『ゼロ 一獲千金ゲーム』は“NEWSファンのためのドラマ”で終わるのか

山口「大丈夫。OK、OK! 問題ないよ。靴の先はまっすぐこっちだから、そのまま飛べばいいよ!」

ゼロ「……カズヤ。残念だけど、そう言えば言うほど語ってしまってるんだよ。カズヤは、この先が50メートルの奈落だってことを!」

 実は、ゼロが履く靴の靴紐はほどけていた。でも、山口はそれを指摘しなかった。「OUT」エリアでは、靴先を見ることができなかったからだ。これから命懸けで飛ぼうとする人間のほどけた靴紐を注意しないなんてありえない。こうした理由で、ゼロは山口がウソをついていることを見破ったのだ。

 山口は、開き直った。

山口「俺はお前を殺すために、このゲームに参加した。どうだ、わかったろ? 俺がどんなに最低な奴か。ガッカリしたろ? 軽蔑しろよ!」

ゼロ「しないよ、軽蔑なんて。お前は最低な奴じゃない。また、ここからやり直せる。また泳ごうよ! 生きてここを出られたらさ、また一緒に泳ごうよ。あの頃みたいに」

 お人好しなゼロの言葉に、山口の復讐心は氷解。立ち去りながら、山口はつぶやいた。

「生きろ……」

 ちなみに、このドラマの主題歌はNEWSの新曲「生きろ」だ。去り際に、そんな宣伝をするとは……。しかも、曲には「僕らの人生(たびじ)には見えない紐がある」という一節がある。山口は、歌詞と同様に靴紐が見えなかった。主題歌を強く印象付けるようなセリフであり、流れ。「リンクしている」と言えば聴こえはいいが、「新曲のプロモーションか」と無粋な突っ込みを入れたくなってしまう。

 やはり、今作は“NEWSファンのためだけにあるドラマ”か。

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