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週刊誌スクープ大賞

国民的歌手・谷村新司の晩年を狂わせた「息子のトイレ盗撮」と「スピリチュアル人間」の闇

 ポストによれば、婚約中の女性歯科医が、職場の先輩歯科医と関係を持ったことを恨み、男がその歯科医を切りつけるという事件が昨年5月に起きた。

 その病院が東京医科歯科大だったが、またも男女のトラブルを同大学が抱えているというのである。

 今度は、ボート部の現役学生と、そのコーチの妻が「不倫関係」に陥り、コーチは、その学生を訴えると息巻いているというのである。

 当該の学生は、そういう関係にあったことは認めるが、慰謝料は払えないので、弁護士と相談させてもらっているという。

 このコーチは、大学側にもこのことを話したそうだが、原田和幸弁護士によると、これは犯罪ではなく、プライベートなことだから、不倫された側が大学や会社に通告するというのは、名誉棄損に当たる可能性があるそうだ。

 ゴキブリではないが、1つ見つかると、何匹もいるのと同じように、同大学には「不倫体質」のようなものがあるのかもしれない。

 一度、虫干しをしたほうがいいのではないか。

 ところで、日曜日の話題は、貴景勝の優勝と、3歳牝馬・アーモンドアイの「ジャパンカップ」ぶっちぎり勝利であった。

 貴乃花部屋を潰し、力士たちは涙ながらに部屋を移った。その一人、貴景勝が賜杯を手にしたのだから、皮肉なものである。

 賞状を渡す八角理事長の顔が歪んで見えたのは、私の錯覚だろうか。横綱のいない場所ではあったが、貴景勝のガチンコ相撲は、貴乃花の恨みが乗り移ったような凄みがあった。

 この勢いで行けば、ケガさえしなければ大関は狙える。

 今や日本競馬界の顔になったのは3歳牝馬・アーモンドアイである。1番人気でオッズは1.5倍。

 相手は、超はつかないが、どれもG1を勝った実力馬がそろった。もしかすると惜敗もあるかなとレースを見ていた。スタートは互角に出て、逃げるキセキの4番手。4コーナーを周ると、インからじわじわ上がっていってキセキの直後につけて坂を上がる。

 キセキの川田が懸命にムチを入れるのを横目で見ながら、並んでかわす。3番手以降は懸命に追いかけるが、差は開く一方だった。

 最後は馬なりでキセキに1馬身半の差をつけゴールイン。楽々勝ったことにも驚いたが、タイムが表示されてどよめきが起きた。

 何と2分20秒6のレコードタイムである。競って来る馬がいたらどこまで記録を伸ばしたか。秋華賞ではなく、凱旋門賞に出ていたら、そう思わせる走りを見せてくれた。

 史上最強牝馬という称号は、史上最強馬と変わった。平成の終わりに、とてつもない馬が出てきたものだ。

 このまま日本に置いておくのはもったいない。年明けから、フランスへでも連れていって、向こうで何戦かやらせて、凱旋門賞に挑戦してほしいものである。

 さて、案の定というか、RIZAPグループの経営危機が発覚し、同社の株は2日続けてストップ安になってしまった。無理もない、2019年3月期通期の業績予想は、純損益が70億円の赤字、営業損益は32億円の赤字に転落すると、瀬戸健社長(40)が発表したのだから。

 これまでは、本業よりも、M&Aを繰り返して成長してきたのを、カルビー会長からRIZAPに転じてきた松本晃代表取締役が、M&A自体を全て止めるべきだと進言したのだ。

 瀬戸社長は新潮で、「買収した企業が増えるにつれ、買収先への経営人材の派遣などが手薄になったのは間違いない。そこは素直に反省しなければならないと思っております」と語り、「今回の件でご迷惑をおかけした皆様の信頼回復に向けて不退転の覚悟で構造改革を行う」と決意を述べている。

 役員報酬も営業利益が230億円を越えるまで自主返納するという。だが、売上よりもCM放映料のほうが多いのではないかといわれるRIZAPが、自転車操業を一度止めたら、転倒することにならないのだろうか。

 フライデーで、体操の白井健三(22)の父親・勝晃氏が、中国の器機は危険だと告発している。

 先月25日からドーハ(カタール)で行われた体操世界選手権で、3連覇がかかっていた白井は床運動で銀、内村航平(29)も鉄棒で銀、前回優勝の団体では銅に終わった。

 その原因が、中国のメーカー「泰山」にあるというのである。過剰に硬いのに、まるで反発がない。勝晃氏がこう話す。

「健三は幼少期からトランポリンでジャンプをしていた影響で、演技中に踵が床に着かないクセがついた。(中略)ただその反面、ウサイン・ボルト並みの数値と認定された、並みはずれた跳躍力にも繋がっています。(中略)ただ今回、H難度の『シライ3』を繰り出していたら、選手生命が危ぶまれる可能性すらあった。健三の『心が折られるような器具だった』という発言には、本当に胸が痛みました」

 得をするのは、この器具を使い慣れていた中国選手だけだった。スポーツライターの小林信也氏はこう指摘する。

「今のスポーツ界では、国の政治力や商業的な要素が強くなりすぎている。その結果、“アスリートファースト”の精神が弱まり、選手たちが十分なパフォーマンスを発揮できない状況になっている」

 東京五輪では、このメーカーの器具を使わないことが決定したそうである。

 ワイドショーで、芸能プロの社長に、首をつかまれ煮えたぎった鍋の中に顔を漬けられる動画が、流された。これは新潮が提供した動画だが、もはやパワハラという次元ではなく、殺人未遂ではないのか。

 起きたのは2015年12月。加害者の社長は当時25歳、被害者の従業員は23歳だった。社長から「面白いことをやれ」といわれたが何もできないので、一気飲みをさせられ、挙句に、鍋に顔を突っ込めといわれたというのだ。

 この従業員、火傷は1カ月程度で治ったそうだが、損害賠償は要求していなかった。今回、新潮に話したことで、提訴するというのだが、遅すぎないか。

 渋谷区内で事務所を構え、若年層に人気の女性タレントや元モデルなどが所属していたらしいが、新潮の取材後、そこからいなくなったそうだ。

 次は東京五輪の話。中国政府系のハッカーが、ここをめがけて攻撃してくるとニューズウイーク日本版が報じている。

 中国のハッカーが、技術力に定評のあるロシアのサーバー攻撃ツールを購入し、その額は約1年余りで3億ドルにもなるといわれているそうだ。中国は00年に、「ネット・フォース」といわれるサイバー攻撃部隊を創設しているが、その予算は150万ドルだったという。

 そうした攻撃に対して、日本の対応は非常にお粗末である。ニューズもこう指摘している。

「日本の不安要素は多い。パソコンを使ったことがないと認めているサイバーセキュリティ担当大臣が、関連法案や対策案をほとんど理解すらできないという事実だけではない(この大臣は五輪担当でもある)。日本にはダークウェブに仮想エージェントを送り込める情報機関もない」

 安倍首相は、本気で東京五輪を成功させようと思っているのだろうか。

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