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まだそんな指導が……21世紀でも続く「給食を残さず食べましょう」の大問題

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 給食は残さず食べるべきか?

 各種食物アレルギーなどにより、食べられるものは個々人で異なることが明らかになっている今の時代に、いまだ一部の小中学校では、給食を残さず食べるよう指導していることが問題になっている。

 11月に報じられた一般社団法人「日本会食恐怖症克服支援協会」の発表では、同協会には、小中学校の給食指導をめぐる相談が、昨年5月から今年9月までに、のべ1,000件以上も寄せられている。中には、給食を残さず食べるよう強要されたことが原因で、不登校になる児童・生徒もいるという。

「給食を残さず食べる」ことがクラスの目標にされていた経験のある人も多い。どうしても食べることができないメニューが出てしまい、給食後の掃除時間などに、ほこりまみれの中で涙目で流し込んだ経験がある人も少なくはないだろう。

 すでに多くの小中学校で、こうした指導は過去のものになっている。都内の小学校教諭は語る。

「とりわけアレルギーの問題が知られるようになってから、給食の完食指導を行う教師は減りました。何しろ生死に直結する問題ですからね。それに食の細い子どもというのもいるものです。ですので、残さず食べるのではなく、量が多かったり、食べられないものがあれば、食べ始める前に戻す指導などをしています。また、一部の地域では本当に給食がまずいところがあって……残す残さない以前に、食べること自体が苦痛になっているという新たな問題を抱えている学校もあります」

 そんな中でも、給食を残さないように指導する教諭というのは「どこか壊れているタイプ」だという。

「病的に、画一的な指導をすることを美徳と考えている教諭は、年齢にかかわらず、いるものです。そうした教師というのは、得てして学級崩壊などの問題を起こすもので。給食以前に、問題教師が淘汰されない従来のシステムを改善しなきゃならないでしょう」(同)

 今どき「給食を残すな」と指導する教諭は、要注意人物とみて間違いなさそうだ。
(文=是枝了以)

最終更新:2018/12/05 22:30
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