日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 18年連ドラ平均視聴率ランキング

米倉涼子、3年連続民放連ドラのトップはならず……日テレは壊滅状態! 「2018年連ドラ平均視聴率ランキング」

 3年ぶりに続編放送となった『下町ロケット』(TBS系)は10位に入ったが、平均視聴率は18.5%→13.6%と大幅ダウン。最終回で自己最高の16.6%を記録して有終の美を飾ったのは救いだが、仮にシーズン3のオンエアがあるとしたら、脚本や演出、キャストなどを見直す必要がありそうだ。

 11位以下を見ると、例年通り、『科捜研の女』『遺留捜査』など、テレ朝のシリーズモノががぜん強さを発揮し、着実に2ケタ超えを記録。これは来年も変わらないだろう。

 近年、視聴率低迷が続くフジテレビでは、山崎賢人主演『グッド・ドクター』が下馬評の低さを覆して、よもやの11.2%をマークしてトップ。織田裕二主演『SUITS/スーツ』、沢村一樹主演『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』も共に10%超えを果たした。2ケタに乗せた連ドラは3作で、依然低調なのは確かだが、来年に向け好材料となった。

 逆にお先真っ暗なのが、視聴率3冠王の日本テレビだ。今年の最高は、賀来賢人主演『今日から俺は!』の9.9%(24位)で、オール1ケタで壊滅状態。昨年は3作が2ケタに乗せていただけに、ドラマ部門が不振を極めた。しかも、石原さとみ、新垣結衣、波瑠、広瀬すず、吉高由里子といった人気女優たちを主演に起用したドラマでも、1ケタに終わらせてしまった責任は重い。来年は巻き返しを図らないと、「バラエティーだけの日テレ」といわれかねない。
(文=田中七男)

<2018年連続ドラマ平均視聴率ランキング>

※2018年中に放送を終えたドラマのみが対象
1位 『半分、青い。』 (NHK総合) 21.1%
2位 『わろてんか』 (同) 20.1%
3位 『99.9ー刑事専門弁護士-SEASONII』 (TBS系) 17.6%
4位 『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』 (テレビ朝日系) 15.7%
5位 『相棒season16』 (同) 15.2%
5位 『BG~身辺警護人~』 (同) 15.2%
7位 『ブラックペアン』 (TBS系) 14.3%
8位 『義母と娘のブルース』 (同) 14.2%
9位 『特捜9』 (テレビ朝日系) 14.0%
10位 『下町ロケット』シーズン2 (TBS系) 13.6%
11位 『未解決の女 警視庁文書捜査官』 (テレビ朝日系) 13.0%
12位 『警視庁・捜査一課長』シーズン3 (同) 12.8%
13位 『科捜研の女17』 (同) 12.7%
13位 『西郷どん』 (NHK総合) 12.7%
15位 『科捜研の女18』 (テレビ朝日系) 12.5%
16位 『刑事7人』シーズン4 (同) 11.8%
16位 『遺留捜査』シーズン5 (同) 11.8%
18位 『グッド・ドクター』 (フジテレビ系) 11.2%
19位 『アンナチュラル』 (TBS系) 11.1%
20位 『SUITS/スーツ』 (フジテレビ系) 10.8%
21位 『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』 (同) 10.6%
22位 『ハゲタカ』 (テレビ朝日系) 10.4%
23位 『大恋愛~僕を忘れる君と』 (TBS系) 10.1%

最終更新:2018/12/28 22:00
12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

『24時間テレビ』強行放送の日テレに反省の色ナシ

「愛は地球を救う」のキャッチフレーズで197...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真