日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 20代女性が7割の「パパ活」アプリ

男性はハーレム?マッチングアプリpatersは20代女性が7割の天国アプリだった

 渡部篤郎主演、野島伸司脚本でドラマ化された『パパ活』(2017)のヒット以後、「パパ活」という言葉がすっかり世間に定着した。patersはそんな「パパ活」系SNSアプリの老舗ブランド。経営するのはなんと24歳の日高亜由美社長だ。

 システムはいたってシンプルで、登録した後は気になる相手を見つけ、“いいね!”を送るだけ。相手から“いいね!”が返ってくるとマッチング成立で、互いにメッセージができるようになり、関係が深まると外で会うなど、2人だけの関係をスタートさせることができる。

 会員数は現在30万人。うち女性が約70%と男性の登録者数より圧倒的に多いのも魅力だ。男性の側は登録すれば高い確率でパートナーを見つけることができる。登録する女性の平均年齢は24歳以下。どんな女性がこのアプリで男性を探して登録しているのか、日高社長に詳しく話を聞いてきた。

──社長がずいぶんお若いのでびっくりしました。登録している女性と、ほぼ変わらない年齢ですよね?

日高 はい(笑)。今、24歳です。起業した時は23歳でした。

──会員数が起業1年半で30万人。思った以上の成果が上げられているといっていいんじゃないですか?

日高 ここまでサービスが伸びるとは思っていなかったので、正直自分自身でも驚いています。

──しかも7割が女性。

日高 はい。男性であればマッチングはしやすい環境だと思います。7割の女性のうち、さらに約80%が24歳以下の女の子なんです。

──patersを立ち上げようと思ったきっかけは、やっぱりあのドラマなんですか?

日高 ドラマが放映される前から準備していました。わたし自身、もともとマッチングサービスという分野に興味があったんです。18歳で田舎から上京してきた時には、友達も知り合いも全くいない中で常に出会いを求めていましたし、そんな過去の経験もありこれまでと切り口のちょっと違うマッチングサービスがあっても面白いんじゃないかって思ったのが最初です。「paters」を通じて女性がもっと活躍できる機会が増えればいいなと思います。

──登録数30万人ということは、一回り以上年の離れた男性に憧れる女性が、それだけたくさんいたということですよね?

日高 年上の男性に憧れる子がたくさんいたというより、その年代の人とでないとできない経験をしたいと思う女性が一定層いて、こういうアプリの登場で、そういった女性の活動の間口が広がったというのが正しいと思います。高級なお食事の席へ行けるとか、社会的地位のある人と出会うことで経験値を上げて将来に生かせるとか。

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