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週刊誌スクープ大賞

小室圭さん『コイン詐欺』報道の違和感……眞子さまとの結婚はなぜ“妨害”されるのか

 さて、このところ大病院の不祥事が多いが、今週のポストは、自治医大付属病院でも起きていると報じている。

 自治医大は5つの系列病院を持つそうである。そこのさいたま医療センターで、昨年7月に起きた。

 持病の胸部大動脈瘤の悪化が判明したAさんが、ここを受診した。

 同センターの医師は早期の手術を勧め、9月に受けることにしたという。

 だが、その後、連絡が来ない。後でわかるその理由は、心臓血管外科手術が外部への告知もなく、手術が止められていたのだ。

 ポストは、一通の文書を入手する。

 それは、自治医大さいたま医療センターの心臓血管外科のB医師が、あるクリニックのC医師に宛てたものだという。

 文書の日付は平成30年8月9日。

「実を申し上げますと、当センター心臓血管外科手術において合併症が発生し、原因究明のためスタッフ一同全力を尽くしております。そのため開心術および重症患者様の手術は中止が妥当と判断しており、この状況が改善するまでに今しばらく時間がかかりそうな状況です」

 さらに取材を進めると自治医大関係者がこういったというのである。

「昨年5月から8月にかけて、心臓血管外科で手術を受けた6人が術後に重大な合併症を発症しました。死亡した患者もいます。一連の事故を受けて、院内で調査が始まりました」

 予期せぬ死亡事故が起きた場合は、所在地の保健医療部もしくは保健所に報告するのだが、していなかったそうだ。

 先のAさんは、他の病院で手術を受けたが、もう少し遅ければ命の危険があったという。

 病院側はいまだに説明責任を果たさない。

 さて、紀州のドン・ファンこと野崎幸助が怪死してから、はや9カ月が過ぎようとしている。和歌山県警の懸命の捜査にもかかわらず、犯人逮捕どころか、目星さえたっていないと報じられてきたが、フライデーが、ドン・ファンの家政婦だった竹田純代(67)に絞ってきたようだと報じている。

 竹田はドン・ファンの若妻と一緒に、野崎が死ぬとき階下にいた。2人は真っ先に疑われたが、その線は消えたと思われていたのだが、竹田がこう憤る。

「いまさらになって、何で私がまた疑われなきゃいけないのよ!(中略)歳で薄くなってきた貴重な髪の毛を100本も抜かれて、毛髪検査までされたんですよ? これ以上、何を探ろうっていうのですか。ホント、和歌山県警には嫌になっちゃいますよ」

 フライデーによると、和歌山県警は捜査1課内に新たに「ドン・ファン怪死事件担当チーム」を結成し、改めて疑わしい関係者を徹底的に洗い始めたそうである。

 いまさらなぜと、私も思うが、県警には、このまま迷宮入りになったら赤っ恥だという焦りがあるという。竹田の元夫には覚せい剤を使用した逮捕歴があり、野崎は覚せい剤を飲まされて殺されたという疑惑があるから、当初からマークされてはいたが、その線は消えていたと思っていたが。

 さらに驚くのは、和歌山だけではなく、大阪府警も出張って来ていて、野崎と親交のあった商店主のところへ訪ねてきて、いろいろ聞いていたというのである。

 容疑をかけられていた若妻は、捜査対象からは外れたようだが、こちらは田辺市から、「裁判所が任命した弁護士の許可なく野崎氏の遺産には一切触れてはならない」という通知書が送られているという。

 それは、野崎が生前、「全財産を田辺市に寄付する」という内容の遺言を残しているからだ。その遺言書が有効か否かを市と遺族で話し合っているため、勝手に遺産を管理している彼女に注意を喚起したようだ。

 果たして、野崎の一周忌までに犯人逮捕となるのだろうか。

 先週も触れたが、騎手の藤田菜七子をいまだに持ち上げるスポーツ紙が多いのはどうしたことだろう。

 現在の彼女の力は「並みの騎手」である。可愛いだけでは一流の騎手にはなれない。

 先週、土曜日(2月23日)の小倉競馬場のメインレース「周防灘特別」でニシノウララという馬に乗った。休み明けだが、あのアーモンドアイに新馬戦で勝ったほどの馬である。

 6番人気だったが、何の見せ場もなく6着に敗れた。今の彼女は、実力のある人気馬でしかほとんど勝てない。

 女性騎手だから仕方ないは勝負の世界では許されない。彼女が他の騎手の何倍かの努力をしているのは知っている。

 だが、今の彼女に必要なのは、欠点を指摘し、直言するスポーツジャーナリズムである。だから私は厳しくいうのだ。

 世に詐欺の種は尽きない。これだけオレオレ詐欺に引っかからないようにしようといわれているのに、年々増え続け、17年の被害総額は約400億円、都内では昨年だけで3,913件も起きているという。

 手口も巧妙になってきて、警察の者ですが、先ほど中国人の窃盗集団を逮捕したら、盗品にあなたのカードが混ざっていた、再発行しないと悪用されるから、隣の金融庁の人間に替わるから暗証番号を教えてくれ。

 外国人のグループがあなたのカードをスキミングして家電量販店で買い物をした、早急に調べる必要があるから、行った人間にすべてのキャッシュカードなどを預けてくれ。

 うまいね~。ほれぼれする。オレだって騙される。しかし、オレには現金はもちろん、カードも10万円までしか使えないから、残念でした。

 新潮によれば、昨年の都内の特殊詐欺の被害者は、76%が70歳以上で、77%が女性だったという。女が騙されやすいというより、家でカネを牛耳っているのは女が多いからだと思う。私の家でも、私の自由になるカネはせいぜい10万円ぐらいだもの。

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