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週刊誌スクープ大賞

眞子さま・小室圭さん問題で「佳子さまの乱!」堂々“メディア批判”に週刊誌はどう答える?

秋篠宮家の教育方針とは

 やはり混迷する日産自動車のカルロス・ゴーン問題だが、副社長や共同会長としてゴーン体制を支えた小林至(77)が、ポストで、なぜ救世主が独裁者に変わったのか話している。

 小林は、現在の西川社長の知らない当時の内情を知る立場だが、内容に見るべきものはない。

 ゴーンは非常時に強い。在任期間が長すぎて、矩を超え、日本人を甘く見るようになった。この危機を乗り越えるために西川と団結して頑張ってほしいなどなど。

 今彼が語らなくてはならないのは、ゴーンのことより、なぜ日産が一人の人間に蹂躙されるようになってしまったのか、日産のどこに間違いがあったのかであるはずだ。

 このような会社が、再び立ちあがれるのか、心配である。

 さて、ローラ(28)の華麗な交友を、FLASHとフライデーがともに掲載している。

 FLASHの方は凄いぞ。場所はビバリーヒルズの路上。

 相手は、映画『戦場のピアニスト』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディ(45)である。

 一緒にいるだけで絵になる。彼は親日家で、女好きでも知られているという。ローラ危うし!

 フライデーのほうは、IT企業のおっさんと、一緒にスッポンを食べたというのである。

 どうやらこのおっさん、ローラのパトロンではないかというのだが、どちらにしても、ローラほどの女に群がる男は、世界中にいるということだ。私にとっては悲しい現実だが……。

 さて今週の第1位は、文春、新潮ともにやっている「佳子の乱」である。

 私も、佳子さんの出した文書を見て、すごいことをいったものだと感涙にむせんだ。

 皇室の歴史の中で、これほど勇気ある発言をしたのは、私が知る限り、皇太子の雅子妃に対する宮内庁や報道への反論以外は知らない。

 国際基督教大学(ICU)の卒業式に出席した佳子さんは、大学構内で記者団の写真撮影に応じ、「充実した学生生活を送ることができ、感謝しています」と述べたという。

 朝日新聞DIGITAL・3月22日16時30分によると、

「佳子さまは卒業にあたり、宮内記者会の質問に文書で回答し、『一つの分野を集中的に学んだ経験も、幅広く学んだ経験もこれからの仕事に活(い)かすことができれば』と記した。
 佳子さまは文書で、延期となっている姉・眞子さまと小室圭さんとの結婚についての質問にも答えた。『私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています』とし、『姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい』と記した。
 眞子さまについては『いつでも私の味方でいてくれました』と振り返り、『いつもありがとうと思っています』と感謝した。
 また『姉の件に限らず、以前から私が感じていたことですが、メディア等の情報を受け止める際に、情報の信頼性や情報発信の意図などをよく考えることが大切だと思っています』と言及。『今回の件を通して、情報があふれる社会においてしっかりと考えることの大切さを改めて感じています』と述べた。過熱する報道などを念頭に置いた発言とみられる。
 一方、自らの結婚は『遅過ぎずできれば良い』とし、相手がいるかどうかについては『今後も含めお答えするつもりはございません』とした」

 姉の眞子さんの小室圭との結婚問題に踏み込み、お姉さんは一途に思っているのだから、その意思を尊重してといい切ったのである。

 それに加えて、これについての一連の報道に対しても、嘘か誠か分からない報じ方に、自分でしっかりと考えることが大切だと、報道への疑問をハッキリと述べたのである。

 さあ、この報道の対象は週刊誌であろう。この佳子発言に、週刊誌はどう答えるのか、答えないのか。

 文春で皇室記者が、「まさかここまではっきり仰るなんて……」とあ然としている。

 文春によれば、佳子さんと両親との仲は、秋篠宮が手をあげることもあったそうで、以前からしっくりいっていなかったという。

 だがそうであっても、娘としては、父親がこの結婚に前向きでないのに、それに反旗を翻すのは相当な覚悟がいったこと、間違いない。

 文春は、この文章は秋篠宮夫妻は事前に目を通しているはずだが、子どもの自主性を尊重してきた手前、手を入れるようなことはしなかったという。

 文春の全体のトーンは、それほど厳しいものではない。だがこのままではと考えたのだろう。

 皇室ジャーナリストの山下晋司にこういわせている。

「皇族は『国民とともに歩む』存在であり、ご結婚には公的な側面が絡んでくるのも事実です。例えば、結婚に伴なって国庫から一億円以上の『一時金』が支給されます。佳子内親王殿下は、そのことについてはどのようなお考えなのか、気になりました」

 小さいことを気にするものだ。佳子さんなら、それだったら私はもらいません、そういうだろう。

 俺たちの税金を小室圭なんかにやりたくないなどと、国民の多くがいうだろうか。

 それに結婚は庶民にとっても公なものである。皇室だけが特別ではないと思う。

 新潮はどうか。こちらは凄い。何しろ、どこのニュースサイトかは知らないが、「国民のことをまるで考えていない思慮の浅い言葉でした。悠仁様は、大丈夫なのか」という、批判が多く寄せられているというのである。

 そして、「その文言を読む限り、皇族というお立場を理解なさっていないとの指摘は止むを得まい」と切り捨てるのだ。

 これはご両親への宣戦布告で、学習院へ行っていれば違っていたのにと、秋篠宮家の教育方針にも疑問を呈するのである。

 こうした娘たちの反乱に、父親である秋篠宮は、このところやせて、心ここにあらずという態だという。

 この佳子さんの反乱の次は、眞子さんの反乱も起こるに違いない。姉妹の「自由をわれらの手に」という闘争の火ぶたが切られ、さらに広がるのではないか。

 めでたく眞子さんと小室圭さんの結婚がまとまった時、週刊誌はその同じ筆で何と書くのだろう。(文中敬称略)

【巻末付録】

 まずは現代から。「出口亜梨沙、Gの衝撃-関西で大ブレイク中の『巨乳すぎるリポーター』」。こんなレポーターなら取材されてみたいね。

 袋とじは「60歳からの『愛とSEX』/秘密の習い事」。女性誌『anan』の物真似だが、ここまでやると、現代のオリジナルといってもいいのではないか。難をいえば、もっと写真を大きく使ってくれないかな。

 ポストは、「私がエッチな写真を投稿する理由-人気グラドルたちの仁義なきインスタ戦争」

「ハワイでパンツを脱がされちゃいました・・元東北放送アナウンサー・薄井しお里」「シリーズあの頃のわたし/釈由美子-最新撮り下ろし&貴重写真集復刻」
最後は「乱れて、揺れる!日本一美しい全裸騎乗位SEX-3人の女優が魅せた!」。釈由美子がやはりいいね。

 今週は、どちらも決め手に欠けると思う。よって引き分け。
(文=元木昌彦)

最終更新:2019/04/01 21:00
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