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「週6日でセックスしろ!」アリババ創業者ジャック・マー氏が社員に“性生活充実”のススメ

合同結婚式の壇上で、「生活の上では“669”が重要」と語るジャック・マー氏

 中国の巨大ネット企業「アリババ」グループの創業者、ジャック・マー(馬雲)氏といえば、4月半ば、同国のIT企業などでは当たり前となっている長時間労働の「996」を支持、社員にそれを強制するような発言をしたことで、労働者たちから大きな反発を買った。

「996」とは、「朝9時から夜9時まで、週6日間働く」という意味で、マー氏はこれについて「アリババはそうやって発展してきた。長時間懸命に働いてこそ、その見返りは大きい」という趣旨の発言をしており、それを聞いたネット民たちから、「体を壊しては元も子もない」「家庭の事情でそこまで働けない人はどうなる?」「ブラック企業そのもの」などといった批判の声が多く上がっていた。

 そんな騒動のほとぼりがようやく冷めようとしていた5月初め、またもやマー氏がやらかした。

 同社では、毎年5月10日を「アリババの日」として、従業員たちの家族らを会社に招き、大々的なイベントを開催している。その中では社員たちの「合同結婚式」も行われており、マー氏は祝辞を述べたのだが、「996」問題をネタにしたセクハラ発言が飛び出し、またもや世間の注目を集めることとなった。

「アリババの従業員としては“996”精神を持ち、生活の上では“669”を大切にしなければならない。669とは、6日で6回ということで、カギは“久(9)”である」

 日本語で9と久はともに「きゅう」と読めるが、中国語も同様に、どちらも「ジウ」と同じ発音。そして中国語の久には、「(時間が)長い」という意味がある。

 つまりマー氏は、結婚ホヤホヤのカップルたちの前で「6日で6回、時間をかけてセックスしろ」と、セクハラすれすれの言葉を述べたのである。しかも、このコメントはアリババの公式微博にもアップされており、ご丁寧にも、最後はウインクする絵文字で締められていた。

 ツッコミどころ満載のマー氏発言に、ネット民たちからは「毎日朝9時から夜9時まで働かされて、そんな元気が出るはずないだろ」と至極まっとうなコメントが寄せられている。

 マー氏は今年9月10日にアリババ・グループの会長の座を退き、現在のCEOが後を引き継ぐことが決定事項となっている。すでに引退が決まっているだけに、あとのことを気にせず、好きなことを言えるのかもしれない!?

(文=佐久間賢三)

最終更新:2019/05/22 14:00
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