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『Iターン』ムロツヨシの愛嬌がアダに……? 第2話で離脱者続出か

文=寺西ジャジューカ

 7月19日に放送された『Iターン』(テレビ東京系)の第2話。これがまた、レビューしにくいドラマで……。

第2話あらすじ サラリーマンとヤクザの2重生活が本格化するムロツヨシ

 暴力団の竜崎組と岩切組から借金をし、さらに岩切組の組員にさせられてしまった狛江光雄(ムロツヨシ)。仕方なく狛江は貯金の100万円をおろし、サラ金数社からは200万円を借金して、計300万円を竜崎剣司(田中圭)に返済した。しかし、会社に戻ると今度は岩切猛(古田新太)が訪問していた……。岩切からは500万円を請求され、その上、岩切組の当番表を渡される。

 狛江がうなだれていると上司の高峰博之(相島一之)から連絡が入り、丸越百貨店の広告を受注するよう指令された。丸越百貨店の部長・深町智博(木下隆行)を接待するチャンス得た狛江だったが、接待の流れで機嫌を損ねた深町は途中で席を立ってしまった。

 その後、岩切に呼び出された狛江は組の仕事を押し付けられることに。事務所の電話番を担当し、岩切の愛犬であるチワワ「昌三」の散歩係に任命され、さらに美人ママ・麗香(黒木瞳)が経営するスナックのケツ持ちとして呼び出されるという理不尽の連続。泥酔した客を前に、本当はただのサラリーマンの狛江は困り果てるばかりだった。

意地悪なOLよりよっぽど優しいヤクザの仕事指導

 原作のストーリーからあまり外れずに進んでいったドラマ版『Iターン』。でも、所々でドラマオリジナルのテイストも発見できる。サラリーマンが極道になった第1話。そして今回の第2話は、流行りの“お仕事ドラマ”のフォーマットに則っていたように思う。

 古田が仕切る岩切組は肉体派ヤクザのイメージだが、その実、若手は毎日内職に励んでいる。中にはネイルチップを作っているヤクザまでいて、かわいらしさと暴力のギャップはすごい。

 当番初日にムロが担当したのは電話番である。電話が鳴って受話器を取ると、相手はもちろんヤクザばかり。しかも、先方は「俺」「ワシ」としか名乗らないから困りものだ。誰の電話を受けている判別がつかず、伝言のしようもない。この世で最も避けたい電話番……。狼狽し、慌てるムロを、岩切組は意外にも優しく指導した。

「叔父貴、誰からの電話かは相手の声を覚えるしかないんです」(桜井)

 組員の桜井勇一(毎熊克哉)は面倒見が良く、彼の存在に思わずホッとしてしまう。一般企業にいる意地悪なOLよりよっぽど親切ではないだろうか。

 古田の愛犬・昌三(名前は『仁義なき戦い』の菅原文太演じる広能昌三に由来)の世話係に任命されたムロ。古田の強面とチワワのかわいらしさのギャップも、やはり印象的だ。公園で昌三がしたフンをスコップで“回収”するムロ。借金と法外な利息を“回収”するヤクザの仕事とかけたのだろうか?

 任侠だけではない、現代ヤクザを取り巻く世知辛さを描いた第2話だった。

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