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若手放送作家の「超YouTube学」8月号【6】

フェルミ研究所、MONSTERsJOHN TV、ユイの研究室#……漫画系&考察系YouTuberが台頭!

文=日刊サイゾー編集部(@cyzo

テレビ業界で最もYouTubeに詳しい新進気鋭の20代放送作家、白武ときお(「しもふりチューブ」)と長崎周成(「フワちゃんTV」)が、最新のYouTube事情と注目チャンネルについて語り尽くします。

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長崎 最近は人が出ないYouTubeが人気になっていて、ひとつのジャンルとして頭角を現してきているのが、漫画系YouTuber。例えば、「フェルミ研究所」というチャンネルが一番の走りですかね。「もし○○だったらどうなるのか?」という疑問を、漫画と声優さんのナレーションで4分くらいの動画にまとめてるんですよ。「石油がなくなるとどんな生活になるのか?」とか、「生き埋めになったらどうすればいいのか?」とか。チャンネル登録者は現在約156万人。たぶんチームでやってると思うんですけど、ネタの目線が放送作家的なチャンネルというか。僕らの番組の会議でよくある、作家が出す“会議でめっちゃ盛り上がるけど、採用されないネタ”みたいな。「面白いけど、裏取りどうするの?」とか「やってみたいけど、ちょっと画がついてこないな……」みたいなことを、漫画という手法だからこそやれてるのがフェルミな気がしますね。

白武 『空想科学読本』みたいな妄想というか。「(女性の)胸が大きいとどんな生活になるのか?」とか、テレビでやるほどでもないけどちょうどいいところ見つけたなっていう。

長崎 見せ方でいうと、絵と文字とナレーションで超丁寧に作り込んでいるので、誰でも理解できる内容になっています。しかも、ちょっと雑学的な知識が増えて賢くなれた気にさせてくれる。

白武 こういうのが定着してきたら、本読む人って減りますよね。「なんで漫画って自分で読まなきゃいけないの? こうやって見せてくれればいいのに」ってなるかもしれない。しかも、全部アーカイブとして残っているわけじゃないですか。テレビは録画しない限り、その瞬間しか見られないし、TVerも1週間しか残らない。『水曜どうでしょう』(HTB)や『ゴッドタン』(テレビ東京系)、『相席食堂』(朝日放送)とか、面白い人気番組はAmazonプライム・ビデオとかNetflixにアーカイブでありますけど、その他大勢の番組がすぐ見られなくなってしまう。テレビの弱点は、アーカイブ性がなさすぎるというところですからね。

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