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深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】vol.558

生きる上で大切なことはすべてリングから学んだ 最強家族伝説『ファイティング・ファミリー』

文=長野辰次

米国のメジャー団体「WWE」で活躍した女子レスラー・ペイジの自伝映画『ファイティング・ファミリー』。プロレスシーンもたっぷり

 

 プロレス好きなら見逃せない、最高にご機嫌な映画『ファイティング・ファミリー』が日本でも劇場公開される。プロレス界きってのメジャー団体「WWE」が生み出したスーパースター、ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンのプロデュース作で、本人役で出演もしている。英国の小さなインディーズ団体から「WWE」へと移り、大活躍した女子レスラー・ペイジとその家族を描いた実録ドラマだ。

 18歳になるペイジ(フローレンス・ピュー)は、英国北部の都市ノーウィッチを拠点にするインディーズのプロレス団体に所属する女子レスラー。プロレス団体といっても、所属レスラーは父親のリッキー(ニック・フロスト)、母親のジュリア(レナ・ヘディ)、兄のザック(ジャック・ロウデン)だけという家族経営の弱小団体だった。英国の伝統を感じさせる正統派のレスリングと家族ならではの息の合った連係プレーで、小さな会場を沸かせている。13歳でリングデビューしたペイジにとって、プロレスのリングこそが青春そのものだった。

 試合巧者の兄ザックと共にペイジは、英国で興行中の「WWE」のトライアウトに呼ばれる。メジャーデビューを狙っていたプロレス兄妹にとって、願ってもないチャンスだった。会場にはザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)もいる。思わず駆け寄り、アドバイスを求めるプロレス兄妹。「プロレスファンは噓を見破る。本当の自分を出せ」と親身になって助言するロック様だった。この言葉は、本作のメインテーマとしての重みを持つことになる。

 兄妹でぴったり息の合ったチームワークを見せるザックとペイジだったが、メジャー団体の判定は極めて冷酷だった。「WWE」が米国フロリダで行うキャンプへと駒を進めることができたのは、トライアウトを受けた若手レスラーの中の紅一点・ペイジだけだった。「WWE」のトレーナー、ハッチ(ヴィンス・ヴォーン)に「兄妹で採用して」と訴えるペイジだったが、ハッチの下した裁定は変わらない。これまで家族に支えられながらリングで闘ってきたペイジは、単身で渡米し、「WWE」へと乗り込むことになる。

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