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週刊誌スクープ大賞

安倍首相の致命傷に!? “買収マネー”1億5000万円で自民党内からも反発、孤立無援に

ヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱はエリザベス女王による追放?

 秋篠宮眞子さんの今後に大きな影響を与えるのではといわれる、ヘンリー王子とメーガン妃の「王室離脱」だが、文春は、これはゴッドマザーのエリザベス女王(93)が激怒して、2人を王室から「追放」したのだと報じている。

 2人の「殿下」「妃殿下」の称号を取り上げ、一切の公務から退けたからだというのだ。公費240万ポンド(日本円で約3億4000万円)が使われたロンドン近郊にある居宅の改修費も返済させた。

 チャールズ皇太子が2人に渡している年間200万ポンドの支援は継続されるというが、カナダの自宅の警備費などはどうするのか、まだ決まっていないそうだ。

 母親ダイアナと父親チャールズの離婚を経験し、母を事故で亡くしているヘンリーは、「両親と違う生き方をしたい」といっているそうだが、その前途は平坦ではなさそうだ。

 フライデーで、闇営業問題でテレビから干されていた宮迫博之の長男、藤井陸(18)が、父親や芸人について喋っている。

 彼も、同級生と組んで「フライポテト」という漫才をやっているそうだ。やはり動機は「単純にモテたいから」。闇営業問題が発覚したときは、家族会議が開かれて、「大変なことになった」と話し合っていたという。

 テレビで父親を見ても、「父というより、人気芸人が出ているなぁという感覚」だそうだ。この分では、吉本興業が芸人探しに苦労することはなさそうだ。

 新潮が、サッカーの強豪・神村学園が開設した、プロサッカー選手を育成する目的の「淡路島学習センター」の評判が悪いと報じている。

 ここの総監督は弱冠27歳の上船利徳で、ドイツのプロチームと契約したが、ケガで引退したという経歴の持ち主。文武両道を目指すのかと思いきや、ここには教室などを備えた校舎などはなく、生徒は寮と練習場を往復するだけの毎日だそうだ。

 上船は、育成アドバイザーには、Jリーグの監督を歴任したゲルト・エンゲルスが就任すると吹いていたが、最初の頃2回顔を見せただけだった。

 話が違うと、入学した1期生22人のうちの10人が自主退学した。昨年暮れには元生徒と保護者18人が学園とセンターを相手取り、総額2000万円以上の損害賠償を求めて提訴している。いやはや呆れ果てた学校もあるものだ。

 ニューズウイーク日本版に、元CIA工作員だったグレン・カールが寄稿している。アメリカに対するイランの敵意は、1953年にモハンマド・モサデク政権を倒したクーデターに始まるという。クーデターを裏で操っていたCIA、アメリカのおかげで、その後70年近く続く悪夢にイラクは悩まされることになったからだ。

 そうした歴史を踏まえた上で、今回の対立を解消するのは難しく、中期的に見ればアメリカとイランの緊張は続くと見ている。イランの怒りがどこで爆発するのか。トランプはいつ寝首を掻かれるか、心配で枕を高くして寝られないはずだ。

 FLASHは、女優でグラビア界ナンバー1の呼び声が高い小倉優香(21)が、格闘技界で嘱望されている朝倉未来(27)と「お泊り」しているところをバシャッ!

 朝倉はFLASHの直撃に、「僕的には全然言ってもいいんだけど、相手がかわいそうなんで、何も答えることはできないですね」と話している。

 やはり、今モテたいんだったら、お笑い芸人か格闘家、ユーチューバーになるのが一番いいんだろうな。

 ところで、伊集院静(69)がくも膜下出血で倒れ、手術を受けたが、まだ予断は許さないそうである。

 伊集院との出会いは古い。作家というより、ギャンブラーとして知られていた。麻雀、競輪、競馬が好きで、それも大枚を突っ込む。私は麻雀はやらないので、競輪と競馬で一緒したことが何度かあるが、私など恥ずかしくなるぐらいのカネを賭けた。勝てば大きいが、そうした場面にいた記憶はない。

 ある時、講談社の新館の上から「元木さん」という声がした。上を向くと伊集院と担当編集者が手を振っている。伊集院の手には分厚い札束が握られていた。「勝ったから飲みに行こう」という誘いだったが、仕事でいけなかった。

 売れない時代から、出版社から前借をすることで有名だった。女にもモテた。祇園の佳つ乃と浮名を流し、夏目雅子と結婚。彼女の死後、篠ひろ子と再婚した。野球もゴルフもうまい。

 最後の無頼派作家といわれるが、この頃は、仙台だかに引っ越して、浮いた噂は聞こえてこなかった。昔、山口瞳がやっていた、成人式の日の若者たちへの激文を、彼が書いている。今年は「まず古い考えを取り払え、あるようにみえる“ワクからはみ出せ”それが二十歳の可能性だ」と書いていた。

 山口瞳は、大文字では書かないが「反戦」という気構えをどこかに潜めていた。伊集院にはそれがないのがやや不満だ。先日、仲代達也の映画『帰郷』を観た。老いて血を吐きながら、昔捨てた女が生んだ娘を助けようとする枯れ木のようなヤクザを演じた。老いさらばえた無頼派作家が書くものを読んでみたい。伊集院、死ぬなよ!

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