“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士、映画『ジョーカー』へのアンサーソングを発表!

撮影=おひよ

“キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士が、瓜田夫婦名義の4thシングル「WHO IS JOKER?」をリリースした。感銘を受けた映画『ジョーカー』に対する瓜田流のアンサーソングだという。白塗りと口紅のメイクで舞い踊り、自身の人生を重ね合わせながら「誰がジョーカーなのか?」を問う意欲作。その制作の裏話を聞いた。

――映画『ジョーカー』を新曲の題材にしようとひらめいたのは、いつでしょう?

瓜田純士(以下、純士) 映画を見て、少したってからですね。季節ごとに新曲を出すことを目標にしていて、冬のテーマは何にしようと考えている最中に『ジョーカー』を見まして。ものすごく感動したから、この映画に対するアンサーソングを作りたいと思いました。視聴者の中には映画を見ていない人もいるでしょうから、「何これ?」と戸惑われるんじゃないかと最初は不安でしたが、ひらめいたことはカタチにしないと気が済まないタチなので、思い切って制作に取りかかることにしました。

 まず、リリック(歌詞)を書き始めたんですが、何度書いてもうまくいかずに、ボツの連続でした。ただの映画の感想文みたいになっちゃったんですよ(笑)。なので、作詞をいったん中断し、トラック探しを優先させることにしました。結果、WELCOME脳というアーティストの、いい感じのフリートラック(https://www.youtube.com/watch?v=q4a0gTdPKBA)が見つかって、それに合うリリックも再考できたんですが、そのあとの歌メロ作りにめちゃくちゃ苦労しました。

――どのように大変だったのでしょう?

純士 元となるトラックのフック(サビ)の部分のギターの音が特殊かつノイジーなので、どんな歌メロもしっくりこなかったんですよ。何十パターンも鼻歌で歌ってみて、「これはイケる」と思っても、いざトラックと合わせると全然かみ合わない。当初は嫁がフックを歌う予定だったんですよ。ところが、そんなこんなで苦労している俺を見て、これは難しいと判断したんでしょうね。嫁が突然、「フックを歌うはのやめとくわ」と辞退を申し入れてきたんです。

――だから今回は、純士さんがフックを担当したんですね。

純士 はい。サビメロがハマらないから、トラック自体を変えたほうがいいのかな? とも思いましたが、ここで逃げたらまた次の壁にぶつかったときに逃げるハメになるから、踏ん張ることにしました。結果、ある日突然、あのメロディがフッと浮かんできた。DJのTVXI氏から「フックにこのメロディを持ってきたのはすごい」と褒められたのがうれしかったですね。

――メロディは、いつも鼻歌で作るんですか?

純士 はい。俺は楽譜を書けないし、楽器もほとんど弾けないから、いつも鼻歌と記憶頼りです。だからたとえば、せっかく移動中にいいメロディを思いついても、電車の発車メロディを聴いた途端に、記憶をかき消されちゃうことも多くって(笑)。今後は記憶頼りじゃなく、スマホの録音機能を使おうと思います。

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