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『チコちゃん』レビュー

『チコちゃんに叱られる!』内田恭子のダジャレにスタジオがフリーズ、岡村嫁探しの旅に異変?

「トウガラシを嫌がるリスザル」映像に視聴者からブーイング!

 今回、番組でトウガラシを食べても本当に鳥は平気なのか、実験映像が紹介された。結果、ニワトリやオウムはトウガラシをバクバク食べるものの、リスザルとモルモットは露骨に拒否反応を見せた。リスザルは柵に口をこすりつけて悶絶しているし、モルモットは舐めただけで柵から逃げ出してしまった。

 この映像が流れた途端、「トウガラシなんて食べさすな、かわいそうに」「虐待だ、許せない!」「テレビを見ている息子が泣いている」といった視聴者の声がネット上に書き込まれる事態に発展。

 実は、リスザルやモルモット、オウムについては以前放送された別の番組の映像をそのまま使用していた模様。だとしても、家族で見られる時間帯の番組としてはデリカシーが足りなかったかもしれない。

大竹まこと、下積み時代に仮面ライダーショーでバイトしてた

「仮面ライダーがバイクに乗っているのはなぜ?」の答えは「ちょいワルに見せたかったから」。詳しく教えてくれるのは、石ノ森章太郎のアシスタントを長年務めた石森プロのオリジナルスーパーバイザー・早瀬マサト氏である。この人に聞くのなら、間違いはないだろう。

 仮面ライダーは1971年に放映が開始された作品だ。仮面ライダーで石ノ森が目指したのは、翳のあるヒーロー像だった。生前に出演したテレビ番組で、氏がこの事実に触れている。

「あの頃、世の中が、だんだん景気が良くなってきたでしょ? 都会からまったく暗闇がなくなってきたわけです。キレイキレイになりすぎた世の中で、ちょっと毒もある暗い部分を取り出し、暗くても正義を守るヒーローが誕生し得る可能性みたいなものを併せて考えたわけです」

「暗くても正義を守るヒーロー」を実現するため、あえて石ノ森は仮面ライダーをバイクに乗せた。当時は、バイクに乗って騒音を起こす若者たち「カミナリ族」が社会問題になっていた。バイク=ちょいワルのイメージがあったのだ。正義のヒーローがバイクに乗るなんて、あまり好ましくない。なのに、あえてバイクに乗せることで“翳を抱えた存在”を強調しようとした。そもそも、仮面ライダーは悪の組織に改造され、悪の力で戦うヒーローである。それらを含め、“翳”を象徴するアイコンがバイクだったのだ。

 この答え、個人的には意外だった。筆者に「バイク=ちょいワル」のイメージはなく、まるで想像もつかない着地点だったのだ。まさしく、ボーッと生きていた。でも、仮面ライダーより前に放映された月光仮面もバイクに乗ってなかったっけ……?

 ちなみに、下積み時代の大竹は、仮面ライダーヒーローショーのアルバイトで稼いでいたらしい。仮面ライダー役は風間杜夫で、ショッカーの戦闘員役はシティボーイズのきたろうと斉木しげるだった。風間杜夫 VS きたろう&斉木しげるの仮面ライダーショーは、かなり見てみたい……。

 そんなきたろうも、後年は『仮面ライダークウガ』のおやっさん役に起用された。あと、大竹の双子の弟・大竹オサム氏は、専門誌「ミスターバイク」(モーターマガジン社) の元編集長である。

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