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上下関係は無視!? TKO木下の解雇騒動も正面から切り込める「おぎやはぎ」の高い人間力

おぎやはぎは木下の日頃の振る舞いを快く思っていなかった?

「一聴すると、しゃべりすぎた矢作を小木が『クビは出てないんだよ。矢作さんそれはダメ』などとフォローしているようでしたが、2人とも薄ら笑いでちっとも本気じゃなかったですね(笑)。2人とも木下の日頃の振る舞いを快く思っておらず、あえて悪評を公にしたのではないでしょうか。上下関係にモノをいわせたパワハラなんて、矢作と小木が最も嫌うところですからね」(同)

 一般に芸能界は先輩後輩の上下関係に厳しいが、とりわけ吉本興業や松竹芸能など関西のお笑い事務所でそれは顕著だ。一方、おぎやはぎが所属するプロダクション人力舎は上下関係が緩いことで有名だ。

「人力舎も以前は上下関係が厳しく、ギスギスした雰囲気の事務所だったそうです。しかし、それを変えたのが矢作。矢作は、お笑い界にありがちな過度な上下関係を嫌い、事務所内では先輩後輩を分け隔てせずに接することを提唱。矢作よりも芸歴が1年先輩のアンタッチャブルのザキヤマこと、山崎弘也に対してもタメ口で話すなど、矢作のフラットな先輩芸人への接し方はどっちが先輩なのか、他事務所の芸人たちを混乱させていましたね。人間力が高い矢作の影響で人力舎の芸人たちはあまり先輩にも挨拶をしないことでも知られています」(同)

 というと、矢作が先輩に対して上下関係をわきまえない失礼な男のようだが、実際はそうではなく、高いコミュニケーション能力でうまく付き合っている。とんねるずの石橋貴明やくりぃむしちゅーの有田哲平、極楽とんぼの加藤浩次など、矢作を可愛がる先輩芸人は多い。一方、相方の小木は空気が読めず、上下関係に無頓着で先輩芸人を怒らせることもあった。

「以前、小木とFUJIWARAの原西孝幸はゴルフ仲間でしたが、小木のある行動が先輩の原西をキレさせてしまい、一緒にゴルフに興じることがなくなったそうです。小木と原西、東野幸治、出川哲朗の4人でプレーした際、東野が林にボールを打ち込んでしまったため、原西と出川は東野と共に林へボールを探しに行ったのですが、一番後輩の小木だけはカートに乗ったままでそこから一歩も動かず。これに『お前がやれや!』とキレたのが原西。どう考えても小木が悪いのですが、それでも最終的には『小木だからしょうがない』と許されてしまうのは、彼の人徳かもしれませんが」(同)

 そんなおぎやはぎ2人の目には、木下のパワハラは許し難い所業に映ったのだろう。ラジオにおける矢作の“暴走”とも言える木下への言及も当然なのかもしれない。

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最終更新:2020/03/18 06:00
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