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『フリースタイルダンジョン』レビュー

『フリースタイルダンジョン』呂布カルマ無双! “無冠のラップゴッド”もタジタジ……

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日/AbemaTV)

 3月17日放送『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)は、前回TKda黒ぶち(てぃーけーだ・くろぶち)を撃破した“無冠のラップゴッド”ISH-ONE(いっし・わん)の2戦目からスタート(参照記事)。今回召喚されたモンスターは呂布カルマ(りょふ・かるま)である。2人は名古屋の先輩後輩関係だ。

 TK戦では最高にカッコ良かったISH-ONEだけに、「呂布が負けるかもしれない」という気持ちで見られるバトルは楽しみで仕方がない。

レジェンドをアップアップにさせた呂布カルマ無双

 結果、2人の顔合わせは呂布のMCバトルの強さを痛感させる 一戦に終わった。さすが呂布だ。

「まるで10代のガキみたいに跳ねちゃいるが 剥げちゃうじゃねえか? メッキが」

 先攻の呂布は、第一声目からもう強い。さらに

「チャクラ開いてないんじゃない?」

と指摘してきたISH-ONEの攻めに

「1つ目はケツの穴 ヘソの下 胸 喉 首 頭 クンダリニ覚醒まで来てる」

と、チャクラの位置を丁寧に明示してまで処理する鉄壁さ。呂布のきめ細かさに気づいた審査員のいとうせいこうは大喜びである。さらに、呂布は続ける。

「ニューヨークに行ったら100・1000・2000人ぐらいいるスタイルだろ お前は
俺は世界中探したって たった一人の呂布カルマのスタイルだぜ」

 ニューヨークスタイルを標榜するISH-ONEに対する痛烈なdisである。

 そして、決め手はこれだ。

「天皇陛下様 見えてますか?
これが日本のスタイルだ 負けやしねぇよ」

 ニューヨークスタイルを押し出すラッパーに、このラインはヤバすぎる。日米の対立構造を作り、TK戦では会場を味方につけていたはずのISH-ONEが一瞬でアウェイになってしまった。こんなパンチライン、間違いなく呂布にしか言えない。まさに、「たった一人の呂布カルマのスタイル」である。

 はっきり言って、バトルの途中でわかるくらい呂布が圧倒的だったが、1本目の判定は4-1で呂布の勝利となった。クリティカルになると確信していたが、いとうせいこうが1人だけISH-ONEに上げたのだ。いわゆる、おなじみ“せいこうストップ”。ただ、喰らい続けたISH-ONEは見るからに消耗していたので、少し酷にも感じてしまった。呂布と対峙し、良さが完全に消されているISH-ONE。審査員の漢  a.k.a GAMIのコメントが1本目の内容を的確に表している。

「言葉の的確性とリズムキープによってISH-ONEのいいところが消されていって、アップアップなイメージに変わっていってしまった」

 そう、まさに“無冠のラップゴッド”がアップアップに見えてしまったのだ。

 2本目でもISH-ONEは挽回できなかった。TK戦ではあんなにカッコ良かったISH-ONEが、呂布戦でいきなりフォームを崩してしまった印象。前戦よりはるかにアンサーしているISH-ONEだが、逆にそれが墓穴を掘った? 漢のコメントを受け、呂布はこんなパンチラインを放っている。

「ビートに上手に乗れずにアップアップで溺れてる子どもみたい
俺 それを手を差し伸べず 上から釣竿 垂らして 釣り上げて飯食う」

 2本目の判定はクリティカルで呂布カルマの勝利! しかし、音源で大成しているISH-ONEが即興でバースを蹴る姿は率直にアガった。強い呂布はエグすぎたが、ISH-ONEもバトルから離れていたのに善戦したと思う。これを機に、前世代のMCがドンドン参戦してきてくれたらうれしい。

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