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不自然な株価、あり得ない情報管理…『半沢直樹』はツッコミどころが満載!?

『半沢直樹』(TBS公式サイトより)

 堺雅人が主演を務めるドラマ『半沢直樹』(TBS系)が、16日放送の第5話から『銀翼のイカロス』編に突入。出向先の東京セントラル証券から東京中央銀行本店に戻ったことで、さらなる高視聴率が期待できそうだ。

 前作では、クライマックスシーンの会議室に撮影カメラマンが映り込んでいた痛恨のミスが発覚しているが、今作は内容に関してツッコミたくなるシーンが多いようだ。

「スパイラルとフォックスが手を組み、急にスティーブ・ジョブズみたいな人物が出てきたと思ったら、スパイラルの株がグングンと伸びていきましたが、現実であんなニュースが出たら特買からのストップ高で引けます。『半沢直樹の株価の上がり方不自然極まりない』と、投資家たちは冷笑するしかなかったようです」(テレビ誌ライター)

 とりわけ、多かったのが作中の情報管理のあり得ない甘さだという。

「伊佐山部長(市川猿之助)の電話1本で、本社のサーバーからメールの受信記録ごと削除。こんなこと、部長の身分でできることではないでしょう。さらに、仕事帰りに、半沢と森山(賀来賢人)が居酒屋で重要な社内資料を開き作戦会議しているのも『盗まれたらどうするの?』との声が殺到。極めつきは、半沢がフォックス買収計画書を秘密ファイルに隠したシーン半沢は鉄壁なセキュリティだと自負していましたが、パスワードはアルファベットのみの6文字。普通なら英数・記号を合わせて最低でも12文字以上でしょう」(芸能ライター)

 別のテレビ誌ライターはこう語る。

「前作から7年越しの続編ですが、物語の中ではそこまで時間はたっていない。その間に登場人物は全員ガラケーからスマホに機種変し、『もう若くない』『オジサンなんだから』と老けアピール合戦に。銀行のお偉方が目障りな半沢潰しに躍起になっているが、その半沢に重要な社内情報をリークしまくる渡真利(及川光博)には誰も圧力をかけてこないのも不思議です(笑)」

 前作から脚本家が交代になったせいか、確かに本筋に影響しない細部は粗い気もする。後編には小沢一郎や蓮舫がモデルと言われる新キャラが登場するが、どんなツッコミどころが待っているだろうか。

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最終更新:2020/08/15 06:06
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