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8年間で5度の不祥事!「房総のダルビッシュ」こと西武・相内の破天荒な野球人生

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球団公式ホームページより

 8年間で4度──これが優勝やタイトル獲得数なら素晴らしいが、それが謹慎処分の回数ではシャレにならない。

 埼玉西武ライオンズの相内誠が、またしてもやってくれた。相内はプロ入り8年目で、通算0勝7敗。「そんな選手は知らない」という声も聞こえてきそうだが、“あの事件”を掘り起こせば「あいつか!」と思い出す方も多かろう。

「相内は甲子園出場経験こそないものの、140キロ超の球速を誇り、スラリとした長身もあいまって『房総のダルビッシュ』とも呼ばれ、2012年にドラフト2位で西武に指名されました。当初は、児童養護施設出身であることが話題になりましたが、大騒ぎになったのがドラフト指名直後の12月に起こした事件です。高速道路でスピード違反で捕まり、無免許運転だったことが発覚。前代未聞の『入団凍結』という処分になりました」(週刊誌のプロ野球担当記者)

 その後、相内はどうにか無事にプロ入りするが、問題児ぶりは一向に収まらない。

「14年1月には、未成年ながら飲酒&喫煙していたことが発覚。前年の11月と12月にも同様の行為があったことがわかり、6カ月間の謹慎処分となりました。4年後の18年には自損事故を起こし、数試合の出場停止と1年間の運転禁止の処分。さらに今年4月には、コロナ禍での外出自粛期間中にもかかわらずゴルフに行き、無期限の対外試合出場禁止処分に。同じく外出自粛期間の3月にも、同僚の金子侑司と合コンに行き、写真週刊誌に撮られています」(同上)

 野球なら3アウトでチェンジだが、相内はすでに“4アウト“。合コンの件も含めればアウトは5つを数える。球団サイドもそこまでして守る必要がある選手なのか? 2軍戦にも足繁く通うスポーツライターはこう語る。

「2軍では15年にイースタンの最多勝に輝きましたが、その翌年に右ヒジを痛め、ブレイクのチャンスを失ったのが大きかったです。その後も、2軍ではそこそこのピッチングをするものの、1軍に上がると制球が定まらず、四球でランナーをためて、勝負所で打たれることの繰り返し。本業も冴えないうえに、トラブル続きとあっては球団の管理体制も問われます。いくらドラフト2位入団でも、高卒8年目で0勝は我慢の限界。間違いなく今季でサヨナラでしょう」(スポーツライター)

 投手の基本は「外角低め」だが、こんな“アウトロー”ではダメということか。

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最終更新:2020/08/26 17:00
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