日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル  > アイドルフェスのクラファン大爆死

アイドルフェス『@JAM EXPO ONLINE』クラウドファンディング達成率12%の大惨事

音楽専門のクラウドファンディング「WIZY」公式サイトより

 AKB48、NGT48、私立恵比寿中学、ZOC、でんぱ組.inc、=LOVEら、多くの女性アイドルが出演する配信イベント『@JAM EXPO ONLINE FESTIVAL 2020』が8月29・30日に開催された。

 例年であれば、横浜アリーナで『@JAM EXPO』として、大規模アイドルフェスが開催されるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期。その代わりに実施されたのがこの『@JAM EXPO ONLINE FESTIVAL 2020』だ。6つの会場で多くのアイドルたちがライブを行い、そのすべてを有料で配信。1つのステージだけを見られるチケットは1日2500円、6ステージすべてを見られるチケットは1日6800円だった。

「6会場でライブを行うほか、トークのみのステージもあり、そのすべてを有料配信するというのは、前代未聞の試み。坂道シリーズや、ハロー!プロジェクトのグループ、ももいろクローバーZなどの大物こそ出演していませんが、アイドルフェスとしてはかなり大規模です」(芸能事務所関係者)

 ネット上では、多くのアイドルファンがSNSで実況しながら楽しんでいたものの、同フェス開催にあわせて行われたクラウドファンディングは散々な結果となった。

 運営である株式会社エッグスは、クラウドファンディングサービス「WIZY」にて、新型コロナウイルスの影響で損失を受けたアイドルやライブハウスを支援するため、目標金額500万円のクラウドファンディングを実施。出資者へのリターンとして、同フェスのオリジナルタオルやTシャツなどのグッズが用意されていた。

 しかし、最終的に集まったのは目標金額に遥か及ばない61万5500円で、達成率はわずか12%だったのだ。

「フェスのグッズは、主に現場で使ったり着たりして、盛り上がるためのもの。現場がない配信のみのフェスなのだから、そりゃあグッズを欲しがるファンもいないですよ。今回のクラウドファンディングは、単純にリターンに魅力がなかったと言えるでしょう」(同)

 さらに、アイドルファンたちが、このクラウドファンディンに抵抗を覚える事情もあるという。

12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

水原解雇に間に合わなかった週刊誌スクープ

今週の注目記事・1「水原一平“賭博解雇”『疑...…
写真
イチオシ記事

さや香、今年の『M-1』への出場を示唆

 21日、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「賞レース2本目やっちまった芸人」の完結編が放送された。この企画は、『M-1グランプリ』(同)、『キ...…
写真