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阪神に今オフ大粛清の嵐か……“ケチ虎”復活で15億円コストカットも視野に

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公式サイトより

 どんな商売であれ、実入りが減れば、経費を削るのは当たり前。憧れの職業のプロ野球選手も、今オフは厳しい冬を迎えることになりそうだ。

 コロナで開幕が遅れ、11月までシーズンが続く2020年のプロ野球。だが、セ・リーグに関しては、そこまでやる必要がないほど結果は見えている。各チームとも残り20試合ほどの状況で、2位とのゲーム差は10以上。独走を許した大きな原因を作ったのが阪神だ。対巨人戦は6勝14敗と、8つの負け越しを献上した“ダメ虎”には、大粛清が待ち構えている。

「12球団の中でも主力の年齢がとりわけ高いのが阪神。今季の開幕戦のスタメンには1番の糸井(嘉男)が38才(開幕時点)、5番の福留(孝介)が43才と、野手にアラフォーが2人もおり、世代交代は急務です。福留は打率が1割台ですから引退は確定的。糸井もHRが2本では話になりません。福留の年俸(推定。以下同)が1.3億、糸井が4億、さらに引退を発表している藤川球児が2億ですから、この3人だけで7.3億円もコストカットできます」(熱狂的な阪神ファンのスポーツジャーナリスト)

 福留に関しては、規則を破って会食をしてコロナに感染しており、「晩節を汚した」としか言いようがない。さらに、これ以外にもまだまだクビ候補はいる。

「投手陣では、能見(篤史/9500万)が41才で、防御率が5点台ですから、引退が濃厚。37才の岩田(稔/3800万)は登板がわずか4試合、38歳の中田(賢一/3500万)に至っては3試合ですから、こちらも有力な肩叩き候補です。野手では上本(博紀/4800万)、俊介(3200万)、伊藤隼太(1800万)あたりは厳しそう。外国人選手は、ガルシア(1.6億)とマルテ(1.4億)はほぼクビ確定。微妙なのがボーアで、チーム2位の16本塁打を打ってはいますが、2.75億という年俸を考えると物足りなく、当落線上です」(同)

 よくもまあ、ここまで不良債権を抱えたものかと感心するばかり。名前の上がった選手の年俸をすべて足すと、その額は15億円以上に達する。“そこまでやるか”という声もありそうだが、そこには阪神というチームの特殊な体質がある。

「勝たないと客が入らないほかの球団とは違い、阪神は黙っていてもお客が入りますし、これまでは、阪神と阪急という巨大な資本をバックに、ある程度自由にやってこれた。コロナで親会社の電鉄も百貨店も売り上げはボロボロです。球団の入場料収入も激減しており、“子会社”といえどもコストカットは急務といえそうです」(週刊誌の野球担当記者)

 虎も風邪を引きそうな寒風が吹き荒れそうだ。

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最終更新:2020/10/16 14:00
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