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週刊誌スクープ大賞

菅義偉総理のタニマチ”公有地格安払い下げ”疑惑で第二の森友問題が勃発か?

日本人に新型コロナ重傷者が少ないわけ

 文春に、酒飲み話にいいネタが載っている。日本人にコロナの重症者が少ないのは、ネアンデルタール人の遺伝子がないからだという「学説」を、沖縄科学技術大学院大学のスバンテ・ペーボ教授が研究し、判明したというのだ。

 おかしなものではない。イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に発表したのである。約6万年前に、ネアンデルタール人とヒトが交配して、その遺伝子が受け継がれているというのだ。何やら夢のある話ではある。今夜、月でも眺めながら、6万年前のことに思いを馳せてみようか。

 酒の肴にいい話をもう一つ。ニューズウイーク日本版によると、ニューヨークのグッケンハイム美術館は今年の9月、現代美術家マウリツィオ・カテランの作品「コメディアン」を取得したという。

 この作品は2019年12月に美術見本市で展示され、「大きな注目と嘲笑を集めた」(ニューズウィーク)という。

 ある収集家がこれを12万ドル(約1260万円)で購入し、美術館へ寄付したそうだ。

 この作品、本物のバナナを壁に粘着テープで貼りつけただけなのだ。

 展示中に、あるアーティストがパフ―マンスと称してバナナをはがして食べた後も、すぐに新しいものが貼り付けられたという。

 しかもこの作品には鑑定書がついており、バナナは地上から175cmの高さに張り付け、7日から10日ごとに交換するというものだ。

 コンセプチュアルアートというそうだが、すごいのは、この作品が知られると、ソーシャルメディアにあらゆるものを粘着テープで貼ったものが登場し、飼い猫まであったという。

 企業も敏感に反応して、消臭剤やフライドポテトなどを壁に貼り、小さな値札を付けたオンライン広告も登場したそうである。

 アンディ・ウォーホルはキャンベルスープ缶をズラッと並べてみせたが、こういう刺激的なアートが、日本では出てこない。

 風刺画もそうだが、今の閉塞状況を打ち壊す底抜けに面白いものは出てこないものか。

 チェット・アトキンスというカントリ&ジャズギターの名手は知っているが、デービッド・アトキンソン(55)というアナリストは知らない。

「菅首相の指南役」だそうだ。菅がつくった有識者会議「成長戦略会議」のメンバーにも選ばれたが、そこには竹中平蔵パソナ会長もいるから、結論は聞かなくてもわかる。

 アトキンソンは、オックスフォード大学を出て、ソロモン・ブラザーズ、ゴールドマン・サックスなどを経て、東京支社で流暢な日本語を活かして財を築いたらしい。

 彼のように、肩書が超一流で、しかも日本語が喋れれば、日本人社会に入り込むのは容易いだろう。

 しかも茶の湯に親しみ、軽井沢に茶室付きの別荘まで造ってしまうのだから、私のような日凡人(ニボンジン)以上に、日本の心を理解する外国人なのであろう。

 彼は、この国を観光立国にせよと説く。だが、インバウンドにばかり頼るやり方は、コロナ禍で見直しを迫られている。

 また彼は、中小企業の再編や産業構造の見直しを提唱している。だが、中小企業への依存度が高いこの国で、儲からない、将来性がないなどという理由で中小企業を潰すという彼の考え方は、受け入れられないだろう。

 密はいけないとメディアが日々連呼しているのに、メディアの親玉である時事通信の境克彦社長自らが、大人数での呑み会、カラオケをやっていたと社内報でバラされ、謝罪と報酬の一部を返上することになったと、文春が報じている。バカというしかない。

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