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コロナ禍でベテラン芸人も「ネタ変更」免れず……飛沫感染を恐れて“どつき漫才”は絶滅か

コロナ禍でベテラン芸人も「ネタ変更」免れず……飛沫感染を恐れてどつき漫才は絶滅かの画像1
海原はるか・かなた(松竹芸能)

 ベテラン漫才コンビの海原はるか・かなたが先日、大阪市内で漫才披露をしたのだが、ここにもコロナ禍の影響が色濃く反映されていた。

 酒井くにお・とおるとともに「心斎橋角座」で70人の観客の前でネタを披露。

 はるか・かなたのお家芸といえばかつて、CM出演した際にも披露された「はるかが、かなたの髪の毛をフッと吹く」場面。だが、新型コロナウイルス感染拡大防止において、飛沫感染の危険性が指摘され、大事な舞台でも自粛したまま。代わりに扇子であおぎ当座をしのいでいる。

 海原かなたはネタ復活に向けて「早く収束してもらわないとね」と話したというが、演芸関係者は「観客同様、芸人のネタにも今後、大きく影響は続く」と危惧する。

「代表例でいえばどつき漫才などは、相方と“密接”な立ち位置でないとできませんから、やはり難しいでしょうね。はるか・かなた師匠のネタも同様です。それでも、代わりが効けばいいのですが、困るのは若手の漫才、コント師。これら迫力ある演出を一切省いてネタを考えなければならない。コロナ禍が長期化すればするほど、暗い影を落とす」(同)

 これまでは客席にお客さんが入れないことばかりがクローズアップされていたが、今度は芸人サイドにも大きなコロナ禍の波がきている。

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最終更新:2020/11/12 18:00
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