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キムタク『教場』が『天気の子』と視聴率で新春大一番! 『M-1』VS『鬼滅』が参考に?

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『教場』(フジテレビ)ウェブサイトより

 12月20日に生中継された漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2020』(テレビ朝日系)の平均世帯視聴率が19.8%だったことがわかった。

 注目されていたのは、劇場アニメが興収300億円を突破して社会現象を起こしているアニメ『鬼滅の刃』(フジテレビ系)との直接対決。裏番組で放送された鬼滅の『柱合会議・蝶屋敷編』は平均世帯視聴率が14.4%とこちらも好調だったものの、『M-1』に軍配が上がった格好だ。

 そんななか、M-1で審査員を務めたナイツ塙宣之はラジオ番組で、驚きの声を上げたという。

「塙は21日の午前中に、都内の高校で授業の一環である『芸術鑑賞寄席』として漫才を行ってきたことを同日のラジオ番組で明かしました。訪れた高校は男子が98%という工業高校だったとのことですが、生徒たちはM-1も鬼滅も観ていなかったそう。テレビよりもゲームに興じていたことを知り、塙は衝撃を受けていました」(テレビ誌ライター)

 そんな状況の中で、今回のM-1VS鬼滅の結果が、おおいに参考になりそうなのが年始のフジテレビだという。テレビ関係者がこう語る。

「フジは1月3、4日に木村拓哉主演のSPドラマ『教場』を放送します。2日に新垣結衣主演のSPドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が放送されるため、それを避けたのでしょうが、3日は新海誠監督の大ヒットアニメ映画『天気の子』が地上波初放送されます。実はM-1VS鬼滅で最も割を食っていたのが『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)。キッズ層が鬼滅に流れ、年配層はMー1に流れた。『教場』が視聴率を稼ぐには若い世代を捨て、40代以上の視聴者をどれだけ取り込めるかが鍵となりそうです」(前出・テレビ誌ライター)

 木村は20日夜に情報番組『Mr.サンデー』にスペシャルゲストとして生出演したが、番宣も「おっさん番組」に絞るのが得策のようだ。

 ただ、ラジオでの塙発言を考えると若者のテレビ離れが顕著な昨今、もはや地上波の中だけで勝敗を争ってる場合ではないとも思うが……。

最終更新:2020/12/26 14:00
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