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菅義偉政権”4月退陣シナリオ”と最期の切り札に立ちはだかる3つの壁

ワクチン接種で右往左往する政府にマスコミ、富裕層…

 ワクチン接種がいつから始まるのか。菅首相は2月下旬からは始めるといっているが、ワクチン担当になった河野太郎は、厚労省が決めたスケジュールには従わないようだから、どう見ても3月以降になるのではないか。

 そんな中で、元旦の毎日新聞のスクープが話題を呼んだ。

「中国『闇』ワクチン流入 日本の富裕層接種」と題して、東京・品川区のクリニックで昨年12月、「大手IT企業社長とその妻」がシノファーム製のワクチンを接種した現場レポートを掲載した。

 ワクチンは「中国共産党幹部に近いコンサルタントの中国人が持ち込んで」金融機関や電機メーカー、IT企業などの日本企業15社のトップとその家族たち18人が接種を受けたと報じたのである。

 ポストは、ジャーナリストの今西憲之が、知り合いの不動産会社社長から「中国製のワクチンを接種してもらえるからついてきてくれ」といわれ、大阪市内のクリニックに同行した時の話を掲載している。

 そこには日中両国を股にかける中国人コンサルタントが手配したシノファームのコロナワクチンが保管されていたという。

 ワクチンの値段は、1回3万円で2回打つそうだ。接種の前に、同意書にサインさせられ、そこには「後は自己責任」と書いてあったという。

 だが、このワクチンはウイルスの毒性をなくしてつくる「不活性ワクチン」で、普通開発には5~20年はかかるといわれるそうだ。

 それを数カ月という短時間で量産体制を整えたのだから、どのような副反応が出るのかわからないという。

 もし副反応で死んでも、企業としては表立って「ワクチンで亡くなりました」とは公表しないだろうから、死因は闇に葬られてしまうのだろう。

 それでもあなたは、中国製ワクチンを打ちますか?

 さて、市川海老蔵(43)がオンラインで配信した「初春 海老蔵歌舞伎」の千秋楽(視聴チケットは3500円)は、新風を吹き込んだと話題を呼んだようだ。

 中でもこの公演で注目されたのは、四代目市川ぼたんを襲名した長女の麗禾(9)が「藤娘」で藤の精を勤めたことだったという。踊りの技術は申し分なかったが、一方で、批判の声が歌舞伎界の中から出たというのである。

 新潮によれば、歌舞伎は女性が舞台に上がることを禁じているが、女の子が出演することはままあるという。だが、「男性の歌舞伎役者が演じてきた大役を9歳の女の子が演じる」(日本舞踊家)というのは、戦後の松竹歌舞伎ではなかったことだった。

 元々、歌舞伎は出雲の阿国が創始者といわれるが、興行後に売春が横行すると禁止になり、その後、成年前の美少年による「若衆歌舞伎」が登場するも、男色が風紀を乱すと再び禁止され、成年男子が演じる今のような「野郎歌舞伎」が登場して、女性を男性が演じる女形が確立された。

 市川家は過去にも女性を舞台に上げる取り組みを行ってきたという。だが、歌舞伎は男性がやるものという考えは根強く、「海老蔵だけが特別扱いされている」とやっかむ声が、梨園から出てきているようだ。

 今回は新橋演舞場だが、歌舞伎の“聖地”歌舞伎座でも、海老蔵は娘を舞台に立たせることができるのか。昨年夏に、歌舞伎座の公演が再開されてから、海老蔵は一度も出ていないという。

 歌舞伎界の「型破り」男が、古い因習をぶち壊すことができるのだろうか。

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