Clubhouseは安全か? ユーザデータ利用疑惑が海外で指摘、収益モデルも不明で不信感も
#疑惑 #Clubhouse #録音

米企業アルファ・エクスプロレーションが開発する音声SNS・Clubhouseが、日本でも大人気となりつつある。音声をベースにしたSNSという目新しさ、招待制という特別感、著名人やインフルエンサーがサプライズ参加する話題性などが功を奏し、週間アクティブユーザー数は200万人を突破。2020年5月の段階ではユーザー数がおよそ1500人に過ぎなかったそうだが、そう考えると成長スピードはまさに破竹の勢いである。
さてClubhouseの利用規約には、ユーザーが会話の音声を録音することを厳しく禁じる項目がある。
実際に録音を試したユーザーのツイッター情報をみると、「垢BANの警告文が出た」という書き込みも。招待制、つまりはクローズドな空間という特別感を演出であると同時に、会話コンテンツの権利を保護するという理由が背景にあるのだろうか。いずれにせよ、コンテンツが外部に漏れることにとても神経を尖らせているようだ。
一方で、Clubhouse側はユーザーの音声データをしっかりと録音しているという事実が広く知られはじめており、世界各国のメディアからはプライバシー侵害に対する懸念が指摘されはじめている。
さらに海外専門家らは、Clubhouseが音声だけではなく、登録の際の属性情報、ユーザー間のメッセージ、ユーザーが共有するコンテンツ、はてはユーザーのインターネット・アクティブ・データにいたるまですべての情報を収集していると分析している。欧州では、このようなClubhouseの過度な情報収集が、「EU一般データ保護規則」(GDPR)に抵触するとして、ユーザーに利用を控えるよう呼びかける声も挙がり始めた。
なお、Clubhouse側は「事件が起きた際に捜査に利用するため一時的に録音を行う」と、ユーザーの音声データを集める理由について説明している。はたして、それは本当だろうか。
ほかのありとあらゆる情報を熱心に集めていることを考え合わせれば、おいそれとは信じることはできないだろう。
音声データを集めるメリットは、いろいろと妄想してみることができる。
まず、企業秘密や個人の本音など貴重な情報が含まれた生の会話は、運営企業にとっては“金の卵”になりうる。会話はテキストや動画のようにリアルタイムに編集ができないので、ユーザーがうっかりと口を滑らし大事な秘密を語ってしまうこともあるだろう。アルファ・エクスプロレーションは録音を行うことで、本来、クローズドな空間でしか語られることのない情報資源に自由にアクセスできるデータベースを持つことになる。
また昨今では、世界のITジャイアントたちが音声認識AIの開発競争に鎬を削っている。アマゾンのアレクサ、アップルのsiri、グーグルのOK Google、マイクロソフトのコルタナなどがその一例だ。おびただしい量の会話データを裏でこっそりそれらITジャイアント、もしくはビックデータを加工する企業に売り渡せば、多額の利益を得ることも可能になるだろう。
「現在、YouTubeにしろ、インスタにしろ、フェイスブックにしろ、画面を見なければならないSNSはレッドオーシャン化している。一方、音声SNSは画面を見なくてもよく、音声認識AIなどと絡めれば広告や物販領域でも、新たな形のマネタイズが可能になると期待されている」(ビジネス調査会社関係者)
そんなことは実際に起こらないと思われるかもしれないが、データの取り扱いで問題視されているサービスは他にも少なくない。
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