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メジャーCEO「英語が酷い」で大炎上! 気になる日本人メジャーリーガーたちの語学力

“英語ができなければ”という考えは古い

「英語が苦手な選手の筆頭は松坂大輔でしょう。三顧の礼で迎えられた松坂にはべったり通訳がついていたため、上達レベルは遅々としたもの。向こうで育った子どもは日常会話が英語で、“子どもが話していることがわからない”という悲劇もあったようです。田中将大も“さっぱり”で、渡米直後には『ヒデキ(松井秀喜)は英単語を100くらい知っていたが、マサヒロは20個』と酷評されたこともありました。田中や前田健太、上原浩治は、あまり英語を覚える気が無いタイプです。

 もっとも、新庄剛志は英語が全然できないのに、チームメイトの誰とも打ち解けないバリー・ボンズとなぜか仲良しでしたし、川崎宗則も中学1年生が使うような単語だけでチームメイトやファンのハートを掴みました」(同上)

 同じ野球をやる者同士、言葉など大して重要ではないということか。メジャー事情に詳しい週刊誌スポーツ記者はいう。

「近年のメジャーは中南米系の選手が一大勢力となっており、彼らの母語はスペイン語。“英語ができなければ”という考えは、はるか昔のものです。今回、CEOの舌禍事件が問題になったマリナーズは、イチローや佐々木主浩が在籍した2001年にはシーズン最多記録となる116勝を上げましたが、近年は長らく低迷が続いており、観客数も激減。そんなチームでなければ、あんな発言は出てこないでしょうね」

 日本人にも馴染み深いマリナーズだが、“膿”を出して生まれ変われるか。

石井洋男(スポーツライター)

1974年生まれ、東京都出身。10年近いサラリーマン生活を経て、ライターに転身。野球、サッカー、ラグビー、相撲、陸上、水泳、ボクシング、自転車ロードレース、競馬・競輪・ボートレースなど、幅広くスポーツを愛する。趣味は登山、将棋、麻雀。

いしいひろお

最終更新:2021/02/27 08:00
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