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BLACKPINKだけじゃない! 国内芸能事務所のK-POPヲタが分析する“ヨジャグル”最新情勢座談会

ラップを軽視してきた日本市場、ジャニーズが重い腰を上げた?

C そうしたラップに注力していることも、海外のメインストリームから注目されるきっかけのひとつになってますよね。日本の音楽市場が、いかにラップを軽視しているかがわかる要因のひとつでもある。

A ただ、ようやく日本も音楽ビジネス的にK-POPを無視できないタームに入ってきましたよね。ガールズ・グループではありませんが、Sexy Zoneの「RIGHT NEXT TO YOU」が俎上に載せられていることからもわかる通り、あのジャニーズが重い腰をあげた感、出てきましたから。

B Hey! Say! JUMPの「狼少年」は、K-POPを猿真似した童謡みたいな歌でしたが、「RIGHT NEXT TO YOU」はかなり攻めてきましたよね。

C 「今さら数年前に流行ったK-POPのサウンドをやってる」と批判的な声も聞こえますが、「あのジャニーズが」という見方でいえば、国内の音楽シーンにとっては大きな一歩。

A と、ジャニーズに話が逸れてしまいましたが、昨今のヨジャグルのサウンド面に関してはどうでしょう?

B トラップはもちろん、ダブステップやハウスミュージック、エレクトロ、先にトラックだけ聴いたら、欧米の最先端を走るダンスミュージックと比較しても遜色のないクオリティと感じています。

C 19年にデビューしたEVERGLOWのデビュー曲「Bon Bon Chocolat」なんて、「ああ、いかにもアイドルが歌いそうなキュートなタイトル」とか思っちゃうのが日本の感覚なんでしょうけど、完全にトラップを基調としたヒップホップ・サウンドでしたもんね。

A EVERGLOWといえば、彼女たちが去年リリースした「LA DI DA」のサウンドは、ちょっと80年代の歌謡曲みたいな雰囲気でしたよね。それこそ中山美穂や小泉今日子が歌っていてもおかしくないような。

C 私はああいったサウンドは「ハイパー歌謡」と呼んでいます。

B 去年デビューしたSECRET NUMBERの「Who Dis?」は管楽器をフィーチャーしたフューチャーディスコ的なサウンドでかっこよかったし、同じく20年デビューのREDSQUAREの「Color Full」もそんな感じ。2020年代となると、やはりサウンドの揺り戻しも出てきますよね。

A この1~2年だけでも本当にいろいろなヨジャグルがデビューしていますが、僕は最近で言ったら、もうaespaとTRI.BEの2択です。前者はSMエンターテインメント版のBLACKPINKとも言われ、「そんなわかりやすいパクリグループを作るなんて、SMはプライドがないのか!」とまで言われていますが、見る側としては「YG vs. SM」の図式は常にあってほしいので、非常に動向が気になるところです。

C TWICEやNiziUはちょっと毛色が違いますが、ITZYはYG vs. SMに加えてJYPも含めた三つ巴になり得るグループですよね。

B ぜひそこにCherry Bulletも入れてあげてください。FTISLANDやCNBLUEが在籍するFNCエンターテインメントが総力をあげているヨジャグルなので。

A そうした新進気鋭組に加え、MOMOLANDやRed Velvet、MAMAMOOなどの中堅勢、そこに追いつけ追い越せの(G)I-DLEやGFRIEND、IZ*ONEといったヨジャグル。

B IZ*ONEの解散が気になるところですが、宮脇咲良にはぜひともK-POPで学んだノウハウを日本のアイドルグループに還元してほしいですよね。

C K-POPは男女問わず、高水準サウンドで楽曲を制作し、MVにも力を注いでいる。テレビ局やネットメディアと手を組んで、ライブ映像の配信やリレーダンスの動画を作ったりしている。ようやくジャニーズがK-POPのスタイルへ足を踏み入れたのなら、そうした動きもぜひ採用してほしい。

B ダンス・プラクティス動画は始めましたもんね。真似るべき部分は真似して、独自のかっこよさを追求してほしいものです。

A 弊社に所属するシンガー・ソングライターも、YouTubeでヨジャグルの楽曲をカバーして公開したところ、ほかの動画を比べて再生回数が比較にならないほどでした。それだけ注目されているジャンルなのは間違いないですから。

最終更新:2021/03/11 21:00
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