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週刊誌スクープ大賞

菅首相「ワクチン接種→五輪開催→解散総選挙」の目論見はハズれ“ワクチン敗戦”へ

1年前にボツになっていた「渡辺直美差別」問題のリークに関する嫌な空気

 新潮は、文春が報じた、CMクリエーター佐々木宏が1年以上前のグループLINEに送った「渡辺直美をブタに」というアイデアが公表されたのは、イヤな感じがすると特集を組んでいる。

 たしかに、グループ内で様々なアイデアを出しながら切磋琢磨していく過程においては、よその人間には見られたくないものもあるに違いない。現に、佐々木のアイデアは批判され、白紙に戻っていた。

 それを1年以上経って、あれは女性蔑視だったといわれるのでは唇寒しではある。決して佐々木のアイデアがいいとは思わないが、このことは、もう一度議論を深める必要はあると思う。

 何の世界でもそうだろうが、特にスポーツ界は頂点を極めれば、後は落ちていかざるをえない。

 羽生結弦(26)のスウェーデンで行われた世界選手権の演技を見ていて、彼の時代の終わりを感じたのは私だけではないはずだ。

 ネーサン・チェン(21)がノーミスで首位に立った。だが、羽生ならやってくれるはずだ。だが、ジャンプで立て続けにミスをし、初出場の鍵山優真(17)にも後れを取ってのまさかの3位。

 文春によれば、コロナ禍で、海外でもご飯にこだわる羽生の生活面や精神面を細やかにサポートしてくれる母親の由美が同行できなかったことや、トレーナーたちもいなかったことが、羽生にとって大きなハンディになっていたのではないかという。その答えは来年の北京五輪で出るはずだ。

 しかし、水泳の池江璃花子はすごい女性だ。白血病という大病を患い、そこから普通の生活に戻ってくるのも大変なのに、過酷なリハビリをして、水泳界の頂点へ戻ってきたのには驚くしかない。

 4月4日の日本選手権女子100メートルバタフライで3年ぶりに優勝してしまった。

 あの可愛い顔に、そのような苦労は微塵も見せず、常人では成し遂げられないことをやってのけた。ただただおめでとうというしかない。

 女性といえば、日曜日の競馬、GI大阪杯でも牝馬がすごいことを成し遂げた。

4歳牝馬レイパパレが、大雨が降り重馬場になった阪神競馬場で逃げ切り、三冠馬コントレイルや日本最強牝馬のグランアレグリアを大差で退けたのである。

不良馬場に近い重馬場で、422キロの軽量牝馬が、まさかの快走。2着にも人気薄が入り、馬連で1万9080円の高配当。つくづく競馬は難しい。

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