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チョコプラのYouTubeパクリ疑惑 「オモコロ」の切り返しと吉本の炎上対応を考える

文=岩見司(いわみ・つかさ)

チョコプラのYouTubeパクリ疑惑 「オモコロ」の切り返しと吉本の炎上対応を考えるの画像1
チョコレートプラネット チャンネルより

 ブレイク芸人の仲間入りを果たしたチョコレートプラネットが、プチ炎上中だ。

 チョコプラは2020年~21年の年末年始TV番組出演本数ランキング(エム・データ調べ)で1位に輝き、4月からはメインを務める新番組『新しいカギ』(フジテレビ系)がスタートするなど、波に乗っている。

 この、好調な流れに水を差すことになりそうな炎上の発端は、4月19日にYouTube「チョコレートプラネット チャンネル」で公開された動画「【ベーキング】悪い顔選手権 動画パクリ疑惑について」にあった。

 内容は、『バイキング』(同)司会の坂上忍に扮した松尾駿が、長田庄平と後輩芸人・横澤夏子をゲストに招き、チョコプラの“パクリ疑惑”について検証するというもの。パクリ疑惑をかけられているのは、タイトルにある通り「悪い顔選手権」だ。

「悪い顔選手権」は、昨年11月16日投稿の「【企画】悪い顔選手権」から始まったチョコプラチャンネルの人気企画である。今後万が一逮捕されたときのために、犯罪報道で流れるVTRの“悪い顔”をやってみよう、ということでそれぞれ動画を撮影。ニュース番組風に編集された映像を見ながら、自分たちで「これは金塊強盗に見える」「実行犯のリーダー」などとコメントしていく。“悪い顔”の映像のそれらしさと、2人の罪状予想の絶妙さが面白く、公開直後から評判を呼び爆発的にヒット。現在までに690万回再生と、チャンネル内でも群を抜いて再生回数が多い。

 あまりの当たりぶりに、業界内でもこの企画のファンが続出した。出演したがる著名人も多く、古舘伊知郎やGENERATIONSメンバー、純烈といった豪華な面々が挑戦している。反響はYouTubeだけに留まらず、『ダウンタウンDX』や『ヒルナンデス!』(共に日本テレビ)など、テレビで取り上げられる機会も増えた。チョコプラのブレイクを後押しする追い風になっていることは間違いないだろう。

 だがこの企画、公開直後からある企画のパクリではないかと囁かれ続けているのだ。パクリ元とされるのは、ウェブ制作会社バーグハンバーグバーグが運営するウェブメディア「オモコロ」の記事「最凶の悪人顔は誰だ? 容疑者フェイス選手権」(2017年6月16日公開)である。

最凶の悪人顔は誰だ? 容疑者フェイス選手権

 こちらは動画ではなく、テキストと写真で構成された読み物企画。悪人面が多いと言われる「オモコロ」関係者を集めて、「誰がいちばん警察のお世話になっていそうか」を競う企画だった。こちらも公開直後に大きくバズり、累計で約1.5万ツイートを超えている。

 テキストベースと動画というメディアの違いや、オモコロは逮捕後にパトカーに乗せられた際の正面からの写真であるのに対し、チョコプラは逮捕前の隠し撮り風映像であることなど、違いはもろもろ存在するが、「悪人ではないのに悪人に見える様子を撮ってコメントで大喜利を展開する」という構造はたしかに似ている部分がある。

 公開から3年たってもオモコロの記事を記憶している人は多く、動画公開後から「『悪い顔選手権』はオモコロのパクリでは?」と指摘する声はSNS上に存在した。

 本稿ではチョコプラがオモコロをパクったか否かの検証は置いておく。問題にしたいのは、前掲の「【ベーキング】悪い顔選手権 動画パクリ疑惑について」を中心に、チョコプラとそのマネジメント側の炎上対応の悪手ぶりだ。

「悪い顔選手権」以外にも類似企画が発覚

「オモコロ」及び運営元のバーグハンバーグバーグは、一般的な知名度こそチョコプラに及ばないだろうが、独自のコンテンツやウェブサイトをつくる制作会社としてネット上での認知度は高い。「オモコロ」は2005年開設とウェブメディアとしては歴史が長く、映画化もされたマンガ『ツキイチ!生理ちゃん』などヒット作を生んでいる。

 最近では社員が中心となってYouTubeチャンネルも運営。ネットならではのエンタメをつくりだす会社として、多くのファンを抱えている。「悪い顔選手権」に疑惑の目を向けたのも、そうしたファンが中心だっただろう。

 3月に入り、前述のGENERATIONSや古舘伊知郎、純烈ら著名人ゲスト回が立て続けに公開されると、「悪い顔選手権」の知名度がますます高まって目につきやすくなり、疑念を抱く人も比例して増加した。「【ベーキング】悪い顔選手権 動画パクリ疑惑について」は、この流れを受けての投稿だったと考えられる。

 以下、簡単に動画の内容をまとめてみよう。

 冒頭で、坂上忍に扮した松尾から「オモコロのファンの方たちから『パクリじゃないか』と言われているが、率直にどうなのか」と問われた長田は「パクってない」「無意識にやってしまったということもない」「(オモコロの記事は)見たことがなかった、びっくりしている」と回答。

 その後、「かぶるのが嫌だから思いついた企画はYouTubeで事前に検索して、かぶっていたらやらない」「(「悪い顔選手権」を)アップしたらオモコロ、オモコロという声が届き始めて、『オモコロ? なんだ?』と思って調べたらYouTubeじゃなくてウェブメディアで。(「容疑者フェイス選手権」の記事を読んで)あ~、うわ、これちょっとかぶっちゃったなと思って」と説明した。

 さらに重ねて、「完全にかぶっちゃったと思って確認したけど、入りが違うんですよね。(略)僕らはなんでもない一般の人が捕まってああいう撮られ方すると、めちゃくちゃ悪く見えるよね、僕らもやってみたらそうなるんじゃないかというコンセプト。オモコロさんのほうはスタッフの方々が容疑者顔だと言われるから、じゃあ誰がいちばんか決めようというコンセプト。似て非なるものなのかなぁ、と」と、2つの企画の差異について自分なりの分析を披露する。

 そして話は、もうひとつのパクリ疑惑に及ぶ。ネット上では「悪い顔選手権」のみならず、チョコプラの「最強のケータリングを作ってみよう」(2021年1月2日投稿)が、「オモコロ」のシリーズ企画「菓子盆選手権」(2016年~)のパクりではないか、という火種もくすぶっているのだ。

 坂上(松尾)にこの件を追及された長田は「言い訳に聞こえるかもしれないけど、あの企画については誰でもできるのかなとは思ったんですけど」と語った。

最強のお菓子チョイス王は誰だ!? 第一回「菓子盆選手権」

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