本多圭の『芸能界・古今・裏・レポート』

ビートたけしの無慈悲! いまだ忠誠誓う「たけし軍団」との師弟愛はどこへ?

人が変わってしまったようなビートたけし

 「たけしは、E子さんの助言で事務所を独立したのですが、その事実を隠蔽するため、軍団をけしかけ、森氏の経営問題にすり替えたんです。たけしの意向を受け、軍団メンバーは、森氏をたけしの自宅に軟禁してたけしと共に吊し上げ、謝罪を求める声明文を発表しましたが、結局、森氏の返り討ちにあって、玉砕しました」(前出の元事務所関係者)

 とはいえ、軍団としては当然、たけしが自分たちを新しい事務所で引き取ってくれる、と考えていたようだが、その期待は裏切られる。

 「たけしは、独立に当たって、“俺の『オフィス北野』の株は、軍団の今後の活動のために残しておく”と話していましたから、始めから軍団を連れていくつもりはなかったんです。その後、軍団のためと言っていたはずの株も売却して、自分の懐に入れてしまいました」(前同)

 軍団は、2度にわたってたけしに裏切られたのだ。

 「なかでも気の毒なのは、メールマガジンや雑誌などの連載を持っていた水道橋博士です。彼は、騒動の際、たけしサイドの広報係として暗躍し、森氏吊し上げの急先鋒になりましたが、騒動が収拾してからも、たけしの自宅に足繁く通って、たけしの相手をしていました。そのため、軍団から“たけしに擦り寄り過ぎ”と嫉妬されたんです」(水道橋と親しいお笑い関係者)

 それでも、たけしが守ってくれたなら水道橋も報われたかもしれないが、現実は違った。

 「騒動後、今度はたけしの長男が『週刊文春』誌上で父親であるたけしを告発するという情報が流れたんです。すると、水道橋が長男と仲が良かったことから、たけしサイドの人間が水道橋に長男を説得するよう命じたんです。そのほかにも無理難題を押しつけられた水道橋は、精神的に追い詰められ、休養に追い込まれました」(前同)

 一方、軍団から悪者扱いされた森氏は、同年11月にオフィス北野を退社。代わって、軍団のつまみ枝豆が社長に就任したが、昨年、たけしサイドから「『オフィス北野』の名前を使うなら、使用料を払え」と言われ、社名を「TAP」に変更した。 

 師匠と弟子の関係は切れないが、人が変わってしまったたけしの元から、次々にブレーンや関係者が去って行った。今のたけしには、万人を惹きつける魅力もオーラもない。

 たけしを本当に愛する弟子ならば、なぜ周囲の人間が次々に去って行ったのか、たけしに対して諌めるべきだ。それが真の師匠と弟子の師弟愛ではないだろうか。

(文=本多圭)

本多圭(ジャーナリスト)

芸能取材歴40年以上、タブー知らずのベテランジャーナリスト。主な著書に『 スキャンダルにまみれた芸能界のトンデモない奴ら』など。

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最終更新:2021/09/15 14:26
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