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“麒麟・川島と指原莉乃、どっちが戦犯論争”が勃発!?  『100%!アピールちゃん』爆死スタート

 麒麟・川島と指原莉乃、どっちが戦犯論争が勃発!?  『100%!アピールちゃん』爆死スタートの画像1
AKB48時代の指原莉乃(写真/GettyImagesより)

 視聴者へ“アピール”できていない理由は?

 秋の番組改編でTBSがバラエティの目玉としてスタートさせたのが『100%!アピールちゃん』(TBS系)。麒麟・川島明と指原莉乃がMCを務め、「アピール下手」でも魅力を持っている人や企業にスポットを当てるという内容だ。 

 しかし、10月11日の初回2時間SPは平均世帯視聴率3・7%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)で、通常放送1発目となった18日はさらに落ちて世帯2・7%。同時間帯に放送された経済ニュース番組『ワールドビジネスサテライト(WBS)』(テレビ東京系)の世帯視聴率3・2%を下回るなど、プライム帯のバラエティ番組としては悲惨な船出となっている。

 そんななか、ネット上では「川島と指原どっちが戦犯か」論争が起きているという。

「指原は、平成から令和に元号が変わるタイミングで、NHKが大型特別番組『ゆく時代くる時代~平成最後の日スペシャル~』を放送した際、若者世代の視聴者を狙って指原を起用したのに5%台と低調。若者人気のなさが浮き彫りになりました。『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)など好調なものもありますが、知らないうちにひっそり終わる番組も少なくありません。日本テレビでも、コア視聴率を期待して長寿番組『メレンゲの気持ち』を終わらせてまで情報番組『ゼロイチ』がスタート。ここでも指原がメインCを務めていますが、視聴率としては目も当てられない状況です。コメント力、頭の回転の速さはピカイチですし、大御所にもチャチャを入れられるという稀有な存在ですが、レギュラーMCで高視聴率を連発することはほとんどなく、コメンテーターくらいがちょうどいい」(テレビ誌ライター)

 一方の川島も、メインMCを務める朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)がもっか苦戦中だ。

「時事ニュースを扱わなかったことで、東京五輪開催中の8月には、オリンピックに興味がない視聴者がなだれ込み、一時的に視聴率が急上昇したこともあるのですが、9月以降はまた以前のような2%台の厳しい数字に戻ってしまっています。一部で川島の仕切りのうまさが絶賛されていますが、彼もガヤで生きる側の芸人。悲しいかな、数字は持っていない。TBSは『ラヴィット!』を盛り上げようと、川島の顔と名前を売りたくて番組MCに抜擢したのでしょうが、裏目に出ています。とはいえ、指原にアンチは多いですが、川島のアンチは少ないですから、マイナスには働いていないと思いますが……」(前出・テレビ誌ライター)

 もっとも、メインMCに向いていない川島と指原のタッグで数が取れると踏んだ、番組スタッフが一番の戦犯ということになりそうだが……。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2021/10/25 07:00
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