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VTuber、ガウル・グラを筆頭にホロライブ勢が圧倒的人気!キズナアイが追い込みに回る?

圧倒的1位ガウル・グラを追うキズナアイ

 

 この激戦の中、1位のポジションはガウル・グラ。20年9月デビューの彼女は、「『海底つまらんすぎてワロタ』って言いながら地上にやってきたアトランティスの末裔。着ている服は(サメの被りモノも含めて)日本で買った」(公式プロフィールより)というキャラクター。

VTuber1.6万人時代に突入もガウル・グラを筆頭にホロライブ勢が圧倒的人気!それを追うキズナアイの構図にの画像3

 

 ガウル・グラは、ホロライブの中でも英語圏を中心に活動する部門「ホロライブEnglish」のメンバーだ。世界を相手にVTuber活動をしていることが功を奏したのか、圧倒的なファン数を獲得している。同じホロライブの3位の兎田ぺこらと比較しても2倍以上という支持だ。

 2位のキズナアイは、今回唯一のホロライブ所属以外のVTuber。知名度も高く、名前を聞いたことがある人も多いだろう。2016年に「世界初のVTuber」を自称し、VTuberという言葉を世に広めた第一人者ともいえる。

 TV地上波などのメディア露出や企業タイアップも積極的に展開し、19年にはロックフェス『SUMMER SONIC 2019』に出演するなど、活動範囲も広い。17年3月にはゲーム実況をメインに配信する「A.I.Games」を開設。このチャンネル登録者数との合算では、1位のガウル・グラを凌駕する数字を誇る。

 今回の調査結果では、「ホロライブとそれ以外」という構図がはっきりとする数字となった。実際、ホロライブの人気ぶりはかなりのもので、先日発売されたドン・キホーテとのコラボ商品は即完売。転売も横行しており、ホロライブファンからSNSで悲痛な声も多数でていた。これを受けて、ドン・キホーテ側も「通販の実施を検討する」とのコメントを発表する事態になったぐらいだ。

 その一方で、声の不調のため一時活動を休止する事態となった宝鐘マリンのように、人気者がゆえの過酷な一面も。今後、新たな人気VTuberが登場するのか? ホロライブ一強時代が続くのか?

辻 英之(編集者)

起きてる間が営業時間のプロ編集者。ゲームメディアの編集長、IT企業での経験を活かし、デジタルエンターテイメント分野記事を中心に寄稿中。ビジネスジャーナルでは『オレの周りはゲームばかり』を連載中。

つじひでゆき

最終更新:2021/10/30 06:00
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