「ペヤング×幸楽苑」が超重量級「ペタマックス」に登場！　デカすぎて1日じゃ食べきれない ～おまけレビューもあるよ～

総重量3.5キロ超えでも大味じゃない！

　そんなこんなで、なんとか完成。商品の内容量730グラムとお湯の量2800mlで、総重量3500g超えの超重量級。持ち上げたら内容量の重さで容器がゆがむので、持つことも動かすこともままなりません。この豪快な姿を見ていると、大鍋でショベルカーを使って調理する山形名物の「日本一芋煮会フェスティバル」を思い出してしまいました。さすがにショベルカーこそギリギリいらないですが、普通の箸だと混ぜるのも一苦労です。

　あまりに規格外のガリバーサイズなので、どうしても味は二の次のように思えてしまうものの、決して大味ではなく、甘み強めの味噌味に豚の旨みやごまの風味を効かせることで、お店の「味噌野菜たんめん」の味を忠実に再現しています。

　5食分の麺なので、食べ切ろうとすると当然時間がかかります。それに対して、麺は「どん兵衛」や「赤いきつね」などに比べると伸びやすく、すぐにボロボロの食感に。昔ながらの油揚げ麺で、麺密度があまり高くないものと思われます。

　麺密度の低さに加え、他社に比べて揚げた匂いが強く、カップ麺らしいジャンキーな味わい……おいしいです。ただ、ペタマックスの麺量となると話は別で、だんだん鼻につくようになり、箸の動きを後退させる要因のひとつになってしまいます。

　具はお店の「味噌野菜たんめん」にも入っているキャベツ、もやし、キクラゲ、ニラ、ニンジンと種類は豊富。しかし肉系の具がない上、いつもの5倍の麺量に比して具はせいぜい2倍程度で、麺に比べるとどうしても少なく感じてしまいました。