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R-1の裏で…芸歴10年以上「Be-1」開催! あの審査員がファイナリスト全否定で緊張走る

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Be-1グランプリ 公式サイトより

 R-1グランプリが昨年より芸歴10年以下の芸人のみしか出演出来なくなったことより、R-1グランプリファンの芸人がインディーズで立ち上げたライブBe-1グランプリ。平和に始まったつもりが今年は、決勝戦でかなりの緊張感が走っていました。

 先日2月20日にその決勝が行われた。ちなみに同大会は今回で第2回目で、第1回目の優勝は野田ちゃん、そして今回は街裏ぴんくが優勝しました。

 決勝は渋谷ユーロスペースで行われ、決勝に進出したのが/快児/ハラコ/ふとっちょ☆カウボーイ/シオマリアッチ/越田You /街裏ぴんく/浜村凡平太/ヒガ2000 /ホットパンツしおり/ミヤシタガク/メカイノウエ/ギフト☆矢野/の12人。流石予選を勝ち上がったメンツともなるとかなりの激戦でした。

 1組終わるごとにMCの磁石の佐々木、野々原さやね、が舞台に出てきて審査員にコメントを求めるスタイル。今回の審査員は/元祖爆笑王/ガッテン森枝/中小企業診断士マキノヤ先生/やまもとまさみ/中山功太/笑福亭羽光/ユウキロック/の7人となりました。

 のほほんと行われた同大会に緊張が走ったのは、トリで出場したギフト☆矢野がネタを終えたとき。本人もかなりの手応えがあり、審査員のコメントをうける場面で、ユウキロックさんの感想でした。

「俺はピン芸人が上下に別れて1人二役やるの嫌いやねん」

 まさか、最後の最後で会場に緊張感が走ります。

「コンビでやるネタやんか、それやったら2人でやったらええやん」とまさかの今回4位になったギフト☆矢野のネタを全否定、そしてその言い方も冗談抜きの真剣な感想でした。

 凍り付く会場さっきまでの盛り上がりが嘘のように静まり返ります。今回、ギフト☆矢野が表現したピンネタは女性が別の男性と結婚をするものの、まだ気持ちが少し残っている男性と会話をする複雑な女心を描いた内容。たしかに、男性役、女性役、と1人2役を演じるものでした。

 男性役を演じ話し終えたら4歩ぐらい上手に歩き女性役をやり、そして女性の台詞を言い終えたら今度は下手に4歩ぐらい歩き。男性として話す。この2人の会話を1人で繰り返すというもの。

 どうしてもその表現に不満を持ったユウキロックさんは、性格柄思ったことをしっかり言う方だということもあり、はっきり言いつけます。

 たしかにユウキロックと言えばお笑いコンビハリガネロックで「M-1グランプリ2001」を準優勝しましたが、14年にコンビを解散。現在は作家、養成所の講師、ライブの審査員等、ネタの見る目も評価が高く、芸人の時代よりも作家になってからのほうが仕事が増え、引っ張りだこの作家さんです。

 だからなおの事このネタ全否定は会場を固まらせたわけです。

 この人に否定されたら今後、このネタをやりずらくなる可能性は高くなる……。しかしユウキロックさんの直後にコメントをした審査員の笑福亭羽光「落語家は上下に分かれてやるものなので、このネタは凄く面白く、数歩歩く時間をも面白かった」と絶賛。そして緊張和らいた会場の空気を、その後に続いたやまもとまさみさんが「僕はユウキロックさんと一緒で全然よくなかったですね、全然ダメでしたね」と被せることにより、かえって会場の緊張感が完全にとれ、大爆笑が起きました。

 まるで審査員3人で1つの笑いを作り、決勝進出者をもひるむぐらいの笑いを起こしました。

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