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K-PRO児島気奈さん、ホームチーム解散に号泣!あふれる芸人愛の思い出

文=檜山 豊(ひやま・ゆたか)

K-PRO児島気奈さん、ホームチーム解散に号泣!あふれる芸人愛の思い出の画像1
K-PRO 公式サイトより

 4月21日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日)を見ただろうか? 毎回「〇〇芸人」という括りで芸人が集まり、その〇〇に対してマニアックなトークを展開していくという番組だが、今回ほどニッチな回はそうそうなかったのではないだろうか。

 その名も「ここで育ちましたK-PROライブ芸人」。K-PROライブというライブで育った芸人たちが集まりどれだけお世話になったかを話すというかなり、風変わりな回となった。

 そもそもK-PROとは一体何なのか。まずはそこから説明しよう。正式名称は株式会社K-PRO、お笑いライブやイベントの作成、さらにはお笑い芸人のマネージメントを行う日本の企業。代表取締役の児島気奈さんが2003年に理想のお笑いライブを目指し自主ライブを開催。その後K-PROを旗揚げし、今や東京のお笑いライブシーンでは必要不可欠な位置までのぼり詰めた団体である。

 今回のトークメンバーはアルコ&ピース、三四郎、モグライダー、ウエストランド、ランジャタイ、そしてゲストにスピードワゴンの小沢さんとアンガールズの田中さんが登場した。

 この段階で普段の番組とは違う、一種の違和感を感じるのがわかるだろうか? そう、吉本興業のお笑い芸人が蛍原さん以外出ていないのだ。

 ゲストも含めて出ないなんてことは『アメトーーク』にとってはかなり希少なこと。なぜ吉本興業の芸人が出ていないのか。それはこの「K-PROライブ」は今や東京の登竜門と言われており、自分たちの劇場を持たない若手たちが年間800本を超えるライブを行っているK-PROが主催するライブに登壇し、ネタのクオリティを上げたり、トークの力をつけたりといった「場慣れ」をさせてもらっている舞台なのだ。

 それなので、自社劇場を持っている吉本興業の芸人はこの「ここで育ちましたK-PROライブ芸人」というタイトルには当てはまらないということだ。

 この回のトーク中、印象に残ったことを少し書いていこう。まずは若手芸人に対してギャラが出るという件。

 僕が若手の頃は当たり前のようにギャラをもらっていたが、ここ最近の若手芸人の話を聞くとギャラをもらうどころか、ノルマを払って出演するライブが多くなっているようで、K-PROライブのようにネタをしてギャラがもらえるというのはとても貴重なことらしい。

 代表の児島さんは「ライブで食える芸人を増やしたい」という一心で、どんな若手にもギャラを払っているとのこと。これはとても共感できる部分だ。

 芸人に限らず役者でも歌手でもアイドルでも素人とプロの差はなんなのか。それはギャラをもらっているかどうか。ノルマを払ってギャラももらわずにネタをするなんて、趣味でお笑いをやっている一般の人となんら変わらないと僕は思っている。ネタを披露し、たった1,000円でも500円でもギャラをもらえばプロなのだ。人様からお金を頂戴するということで、適当なことは出来ない。つまりお笑いなら笑いを、芝居なら演技を、歌手なら歌を、アイドルならその求められている可愛らしさを提供しなければならない。即ち自己満足の笑いや歌を提供してはいけないのだ。

 あくまでも需要があるものだけを精査し、供給する。それがプロであると僕は思っている。たった500円と思う人もいるかもしれないが、初めてネタをしてギャラをもらったときの感動を僕は、今でも覚えている。たった数百円だったがやっとプロの芸人になれた気がした。

 これに類似して、K-PROさんは芸人のランクでケータリングのランクを変えているというのもかなり良い。自分がどう評価されているかもわかるし、その悔しさをバネに見返してやろうとして頑張れる。

 現に僕も芸人時代見返してやろうという気持ちで頑張って、実際に見返したことが多々ある。悔しさは頑張れる理由のひとつなので、決して悪い事ではない。

 楽屋に自分たちの座る椅子がない、ネタ見せで審査員が途中からネタを見なくなる、知らない若手芸人に他の芸人とひとくくりにされて「お前ら」呼ばわりされる、審査員に無理やりネタを変えられるなど……とにかく見返してやりたいことが山ほどあった。もちろんその気持ちは今でもある。

 昔ほど多くは無いが、見返してやりたいことはいっぱいある。だから頑張れる。あいつもあいつもそしてあいつも見返してやるのだ! よし頑張ろう。ということで話を戻そう。

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