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朝日奈央&菊地亜美は「野武士」勢力、群雄割拠の女性タレント“戦国分析”がリアルすぎた!

【モデル大名】みちょぱの存在感とゆうちゃみの台頭

 芸能界には、「野武士」以外にどんなポジションがあるのか? 例えば、「MC大名」に名を連ねるのは以下の3人だ。

・“越後の好感度将軍”佐藤栞里
・“大分の成り上がり奉行”指原莉乃
・“Nスタの軍神”ホラン千秋

 キャッチコピーからして、スタッフのノリが伝わってくる。おそらく、会議も楽しかったのだろう。新潟県生まれの佐藤栞里を「越後の~」と称すると、俄然カッコ良く思えてくるから不思議だ。

 続いて登場したポジションは、「モデル大名」。ここに属するのは、以下の3人だ。

・“カリスマ宣教師”藤田ニコル
・“赤羽の虎ギャル”池田美優(みちょぱ)
・“尾張のトップモデル” 生見愛瑠(めるる)

 ニコル、みちょぱ、めるるの“「ポップティーン」三英傑”である。3人の名前を見ているだけで、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)のスタジオが頭に思い浮かぶ。

 つい数年前までは、ここに木村有希(ゆきぽよ)も名を連ねていたはずだ。ギャル系タレントの諸行無常を感じる。空気が読めなかったり、コメント力が低かったり、素行が悪かったりなど、誰かが下手を打つ度に激しく入れ替わるポジションということ。コメント力、空気を読む力、礼儀正しさを基準にしたバランスチャートを参考にすると、最も際立つのはみちょぱの存在感だ。「2021テレビ番組出演本数ランキング」では、女性芸能人の中でフワちゃんに次いで2位(420本)になった才人である。

 菊地が、この「モデル大名」を分析した。

菊地 「(「モデル大名」は)汚れ仕事とか意外とやらないんですよ、どんな番組にも出るけど」
マツコ 「『意外と』って言うけど、全然意外じゃないよ(笑)」

 いや、この人たちは意外に汚れ仕事をやる。ニコルは幼虫や爬虫類を口にする“ゲテモノ食リポ”の経験者だし、みちょぱも『有吉クイズ』(テレビ朝日系)で豚の脳みそを食べたばかりだ。お高くとまらず、結構いろいろやっている。

 この中で汚れ仕事に手を染めないのは、めるるだろう。朝日はめるるのバラエティ偏差値の高さを評価した。

朝日 「めるるちゃんはニコニコして可愛らしい一面もあるんですけど、私とめるるちゃんと芸人さんとで大喜利の企画やったとき、めるるちゃんがハナコの菊田(竜大)さんよりウケてて、スゴかったんです」
菊地 「うそぉー、スゴい。ハナコの菊田さんより?」

 今回の『さんまとマツコ』前日に放送された『ゴッドタン』(テレビ東京系)でも、朝日は「めるるが大喜利で菊田を上回る」エピソードを紹介していた。複数の局にまたがり、大喜利で芸人が負けた話を拡散しようとする使い回しの躊躇のなさは、完全に大振りだ。さらに、「ハナコの菊田さんより!?」と大声で人名を二度呼びし、菊田の醜態を太字にする菊池のトーク力が抜群である。なんだかんだ、腕のある2人。アイドリング!!!以来のコンビネーションだ。

 ちなみに「モデル大名」については、古川優奈(ゆうちゃみ)が支持率を伸ばしている最中。今は安泰の“「ポップティーン」三英傑”も、決してウカウカしていられない。

【天然鉄砲隊】『IPPON女子グランプリ』活躍の王林が気を吐く

 
 続いて紹介されたのは、「天然鉄砲隊」なるポジション。ここに属するのは、以下の3人だ。

・“天然国から来た黒船船長”滝沢カレン
・“津軽の天然りんご”王林
・“天然レスリング”浜口京子

 浜口のキャッチフレーズだけ手抜きなのが気になるが、盤石の3人である。本来ならここに丸山桂里奈も入る気がするが、浜口とのキャラ被りであえてオミットしたのか、それとも単に入れ忘れただけなのか? あと、鈴木奈々に関しては単純に選から漏れただけという気もする。

 この並びで、特に気を吐くのは王林である。6月25日放送『まっちゃんねる』(フジテレビ系)の「IPPON女子グランプリ」を見る限り、完全に頭の切れるタイプだ。レスポンスもいい。ラストアイドルを抜けて“秋元康プロデュース”に見切りをつけたのに、よくぞここまでの存在になった。

 実は、菊池も“天然”のポジを狙っていた時期がある。事実、彼女は天然エピソードを持っているのだ。

菊池 「これ本当の話なんですけど、香港に友だちと遊びに行ったときに『マッサージに行こう』ってなって、お店に入ったら性感マッサージだったんです」
さんま&マツコ 「(苦笑)」
川島 「今のエピソードで、こんなところ(「天然鉄砲隊」のポジション)行けるわけないやないか!」

 勝負どころで、“共演者が引く天然”を披露した菊池。アイドリング!!!時代に『着信御礼!ケータイ大喜利』(NHK)へ出演した際、「女の子5人組の『なんてったって戦隊アイドルンジャー』、今週のタイトルは?」というお題で「忍び寄るAV業界」と回答したとき以来の、不穏な発言だ。

 俯瞰して見ると、朝日と菊池は「天然鉄砲隊」タレントたちに侵食され気味の傾向を感じたりもする。だから、2人はいつも負けじと奮闘するのだ。

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