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乃木坂46中西アルノ、30thシングル選抜かアンダーか? ファンの議論も過熱する“異質性”

乃木坂46中西アルノ、30thシングル選抜かアンダーか? ファンの議論も過熱する異質性の画像1
乃木坂46の5期生、中西アルノ(乃木坂46公式YouTubeチャンネルより)

 7月17日放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)にて、30thシングルの選抜発表が放送される予定の乃木坂46。ファンは選抜メンバーやセンターの予想で大いに盛り上がっているが、あるメンバーの選抜入りについて活発な議論が繰り広げられている。29thセンターの5期生、中西アルノだ。

「中西は29thシングル『Actually…』で“史上最速センター”に抜擢されましたが、その後すぐに活動を自粛。圧倒的な歌唱力と独特な雰囲気などから、運営からの大きな期待を受けており、応援するファンは多いものの、やはりまだ色眼鏡で見ているファンも多い。不祥事により活動自粛になったメンバーは多くの場合、選抜にはしばらく入りませんが、中西は運営に期待されていることから、選抜入りだけでなくフロントやセンターに抜擢される可能性も捨てきれません。“選抜落ちか、センターか?”という両極端な予想が飛び交うのは異例で、議論が加熱するのも無理はありません」(芸能ライター)

 29thシングル『Actually…』は、これまでの乃木坂46とは全く方向性の異なる曲調、歌割、フォーメーションから、賛否両論が上がったが、前出の芸能ライターは「明らかに中西のために作られた曲だった」と言ってこう続ける。

「中西が活動自粛している間、『Actually…』は齋藤飛鳥と山下美月がWセンターを務めましたが、この2人だからなんとかカバーできたものの、この曲に単独でセンターに立てるような独特な雰囲気があるメンバーはなかなかいない。中西はお見立て会のパフォーマンスでもセンターに立っていますが(※井上和とのWセンター)、その曲は『インフルエンサー』でした。『Actually…』も『インフルエンサー』もクールな路線で、乃木坂46の中ではめずらしい曲です。今後、中西が再び表題曲センターに抜擢されるのならば、その曲もまた異質な曲となるでしょう。『裸足でSummer』や『ガールズルール』のようなポップな夏曲や、『I see…』や『君に叱られた』のような王道アイドルソングで中西がフロントやセンターに立つのは想像しにくい」

 また、中西の“異質性”は他のところでも表れているという。

「『新・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)でも、中西が歌うのは宇多田ヒカルや椎名林檎、平井堅のバラード曲ばかりで、他のメンバーのようなポップな曲を披露したことがない。歌唱力が抜群に高いことはわかりますが、歌い方も生田絵梨花や久保史緒里のように、王道アイドル曲もうまく歌いこなすというわけではなく、シンガーソングライターのよう。中西の才能はたしかですし、単独で歌っているパフォーマンスには感動しますが、アイドルグループの一メンバーとして見ると、浮きすぎているようにも感じます。中西の起用には、彼女のための曲や歌振りを用意する必要があり、ファンの反応もさまざまでしょう。売り方は試されると思います」(アイドル誌ライター)

 加入直後、乃木坂46の“新たな可能性”として脚光を浴びた中西。中西の今後の活躍次第で、グループの未来も大きく変わっていきそうだ。

久田萬美(アイドルライター)

1990年生まれ。大学卒業後、某週刊誌のカメラマンを経てフリーライターに。2ちゃんねるネイティブ育ちで根っからのゴシップ好き。

ひさだまんみ

最終更新:2023/06/19 20:10
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