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『旅サラダ』KAT-TUN中丸雄一リポーターを見守る会 #17

中丸雄一『旅サラダ』のスタジオへ、女性ゲストの“白目”をきっちりイジって爪痕残す

中丸雄一『旅サラダ』のスタジオへ、女性ゲストの白目をきっちりイジって爪痕残すの画像1
ロケパートではV6になっていた中丸雄一。『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)公式YouTube「【【発掘!ニッポン なかまる印】番外編の合間に・・・」より

 8月13日に放送された『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)は、いつもと少し雰囲気が違った。

 初っ端から、司会の神田正輝が「今日から盆休み、ボンジュール」とオープニングギャグをボソッと放ったのは通常通りとして、そこじゃない。「発掘!ニッポン なかまる印」リポーターであるKAT-TUNの中丸雄一が、スタジオにいたのだ。

当日は日本全域に台風が近付いていたため、外回りではなくスタジオに中丸を呼び寄せたのはグッドタイミングだった。ラッシャー板前がリポーターだった頃は、平気で暴風雨の中からでも中継をしそうなノリがあったので。

※前回(8月6日)の放送回はこちら

『シューイチ』とは反対側の位置に座る、新鮮な“レギュラー”中丸

 今回はエンディングの天気予報もなかったし、生放送ではなく収録というスタイルだったのだと推察できる。京都府亀岡市を訪れた後、スタジオに中丸が直行した7月30日の『旅サラダ』放送後、この日の分も撮影しておいたのだろうか?

 いろいろと新鮮だ。ゲストじゃなくてレギュラーだから、最初からスタジオに座っている中丸。神田たちに“孫扱い”される彼が加わったことで、さらにファミリー感が増した気もする。

中丸の座席は、向井亜紀の向かって左側。完全にレギュラーの座り位置だ。『シューイチ』(日本テレビ系)だと向かって右端にいる彼が、この番組だと一番左端に座るのも新鮮。あと、『シューイチ』だといつも前にテーブルがあるけど『旅サラダ』にはないし、日曜日と違ってネクタイも締めていない。椅子にちょこんと座っている姿も新鮮である。

 緊張しているのだろう。「お盆にボンジュール」という弱火ギャグを聞いても、中丸だけがノーリアクションなのだ。

勝俣 「中丸君、(神田を指して)慣れてくださいね」
神田 「すいません、こんなオヤジなんで」
中丸 「すごい面白いです(苦笑)」

 緊張気味の後輩を察し、あえて声をかけてくれた勝俣州和に見え透いたウソをつく中丸。返答が爽やかである。

 爽やかなのは返答だけじゃなく、出で立ちも爽やかだ。もちろん、つなぎは着ていない。ベージュのノーカラージャケット、白のチャイナカラーシャツ、焦げ茶色のパンツ……と、ベージュ系でまとめたオーバーサイズ気味の衣装はどこかよそ行きで、王子様チックだった。

神田 「(スタジオに来るのは)2回目だよね?」
中丸 「2回目ですね。厳密には、3回目です」

 京都からスタジオに直行した7月30日放送回に加え、『旅サラダ』レギュラー入りを発表した4月2日放送回も計算に入れると、中丸が言うとおり(厳密には)3回目である。

安藤美姫の“白目”をきっちり指摘し爪痕残す中丸

 今回、ゲストとして登場したのは安藤美姫。三船美佳と一緒に、香川県を巡る2人旅を行った。つまり、中丸がレギュラーの立場で安藤のロケVTRを見るのだ。ワイプの小窓からツッコミを入れる、勝俣系のガヤ要員に彼も参加するということ。

 ゲストを迎え入れる立場として、己を律しているのだろう。中丸の姿勢がいい。猫背の男が、彼なりに頑張っている。そして、40分後にはいつもの姿勢に戻っていた中丸。中丸だ。

 でも、ハートは緊張状態。ワイプの中丸を見ると、いつもより固い表情をしているのだ。明らかに、『シューイチ』のときより緊張している。あと、座り位置が『シューイチ』と違うので、ワイプの顔の角度がいつもと逆だ。ワイプの画角さえ新鮮である。

 やはり、勝俣らのガヤにはなかなか参加できないらしい。“ワイプ丸”であり、“おとなし丸”でもあったこの日の中丸。VTR終了後、神田は中丸にこんな呼びかけをした。

「中丸君、姉さんたちの旅はどうでしたか?」(神田)

 三船は中丸より年上だが1歳しか違わないし、安藤に関しては中丸より4歳も下である。神田は中丸を何歳だと思っているのだろう? このへんが、やっぱり神田だ。まあ、彼の適当さはご愛嬌として、ちょこちょこ中丸に話を振ってくれるメンバーたちが優しかった。

神田 「中丸君、なんか(安藤のロケVTRに)びっくりしちゃって静かになっちゃったけど」
中丸 「いえ、そんなことないです。印象に残ったのは『香川は素晴らしいな』ってことと、安藤さんの白目は印象に残りました(笑)」

 VTRを見ながら視聴者も気付かないふりをしていた、安藤の「おいしい料理を食べると白目になる」という癖。爽やかな表情のまま、ゲストの白目を平気で拾う中丸のコメントが爪痕を残している。出しゃばらずとも誰かが振ってくれるし、コメントはエッジが効きすぎだし、彼はこれでいい気がする。

 神田には、1つの特徴がある。メンバーを下の名前で呼ぶことが多いのだ。いつか神田が中丸を「雄一」と呼びさえすれば、もう完璧だ。

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